中部電力管内で普及している、周辺環境への配慮として使われる茶色の高圧がいし。
種類全般を上げると、高圧耐張がいし、高圧10号中実がいし、10号中実がいし用耐塩皿などが相当し、静岡県静岡市での発見率が圧倒的に多い。
愛知県豊橋市の方でも見た例があるが、愛知寄りの地域だとほとんど見かけない。
今回はそんな中興津駅から南西方面へ1キロ程進んだ静岡県静岡市清水区で発見!
高圧用腕金に関しては、今回は大胆に!
FアームとCアームがミックスされたようなものでの発見となった!
その内、手前側の1本については角型のCアームを使用したものとなっていた。
なお、高圧がいしについては、塩害対策として追加している10号中実がいし用耐塩皿がいしごと、茶塗仕様となっていた!ここでは写真手前側と右側に向かって張っている高圧引き込み線の引き留めにも磁器部分が茶色の高圧耐張がいしを使用している。
カバーも目立ちにくいグレーである。
奥の1本はこんな感じ!
こちらは大胆にFアームのようなものの先端に、半円仕様のCアームを取り付けたような構成となっている。
さらにその奥にある1本については!
下段回線は、本線の区分開閉器と引き込み用の区分開閉器の合計2台を取り付けていた。
Fアームに改造されている腕金は長いので、高圧引き込み線までの間に横付けされた近代仕様の茶色の耐塩皿がいしも見られた。