2021年2月22日

2044.鉄道の横断箇所でカバーなしで同時引き留め

 



中部電力管内の配電線では、隣接配電柱とのスパンが長くなる川や鉄道の横断箇所では、引き留めに特殊なクランプを使用しているから、その引き留め箇所には、クランプカバーがないこともある。

(高圧耐張がいしが登場した高度経済成長期は、元々その手のカバーはなかった。)


今回はそんな特殊引き留めを施した装柱で!


2回線を同時に引き留めたものを発見!

今回は、JR東海道線の線路を超える箇所での発見となった。

たまたま横断後で引き留めとなったので、珍しい構成となったようだ。

引き留め箇所の拡大
クランプカバーは普通に取り付けができるような気がするが、鉄道など重要箇所の横断となるから、常時クランプの様子を巡視できるよう、カバーなしと制定した感じだろうか



なお、鉄道横断後は、電灯用の変圧器を1台、ハンガー装柱によって吊り下げ固定されたものとなっていた。