2020年12月21日

臨時投稿:高圧枝がいしと茶色の玉がいし

 今回は非常に珍しい高圧がいしを入手した!


昭和30年代頃まで、変圧器への高圧引き下げ線支持用として使われていた「高圧枝がいし」である。

それもこれは、かつての木製電柱時代に多いに普及していたことを思わす、曲りねじ込み仕様である。

製造会社は那須電機鉄工製であるが、製造年の印字はなかった。


これは高圧がいしであるから、磁器部分とボルトはセメントで接着されているが、それはややこぼれているのも見えた。


どうやら使われることなく、ずっとデッドストックとなっていたようだ。

そのおかげで、錆びひとつない。


他には、戦前に普及していたと思わしき、茶色の玉がいしも