2010年12月18日

548.D型腕金の枠からそのまま分岐!

んん、高圧線には最近では大流行の小型サイズのD型腕金ですが・・・
その小型サイズのD型腕金を使っている電柱で高圧線の分岐の仕方が少し珍しかったので撮影しておきました。
よく見てみるとその小型サイズのD型腕金の枠に3つの耐張碍子を取り付けてそこで高圧線が分岐されているのがわかります。よく見かけるタイプだと分岐はケーブルを使ったり別のD型腕金を取り付けて高圧線を分岐するタイプの電柱を見かけるので少し珍しいタイプの電柱です。
あまり良い角度から撮ることができなかったので、以下はイラストにして上の写真の電柱を別の角度から見た光景(イラストの電柱は一部見やすいように、高圧線の張られている方向などを変えて描いています。)を描いてみました。
イラスト上で言えば、青○ですね・・・そのすぐ隣に斜めにして3つのクランプ碍子が取り付けられているのにそのすぐ近くで高圧線が分岐されていたわけです。
<居たようなタイプの電柱を・・・>
476.あまり見られなさそうな縦型配列の高圧線の分岐!
241.高圧線を交差させながら高圧線が張られている方向を変えている電柱!!

2010年12月17日

547.変圧器の上蓋から変圧器への引き下げ線支持の耐塩ピン碍子!!

こういう感じで変圧器を取り付けているタイプ(変圧器は中腹部にあり土台の上に乗せて高圧カットアウトより下に取り付けられている写真のようなタイプ)の電柱は都内の東部の方で見られるのですが・・・


 
これは滅多に見られないと思い。
(それとまたもや、ストリートビューで発見したので)わざわざ遠くから自転車で撮影に参りました~



写真上、青矢印の通り、変圧器の上蓋からなんと変圧器への引き下げ線支持の耐塩ピン碍子が取り付けられています。珍しいタイプです。
こんなタイプ見たことなかったです。
ここでは結構、その2本の変圧器への引き下げ線が長いのでその電線を変圧器に当たらないようにする為にこうなっているのだと思われます。 最近では変圧器が乗っかっている丸型の土台からびよ~んという感じで金具を伸ばして高圧カットアウトや耐塩ピン碍子のような変圧器への引き下げ線支持の碍子を取り付けていたりするタイプも場所によっては見かけるようになりました。
<土台から碍子を支持したりとさまざまなタイプの電柱達!!下記リンクより・・・>
542.変圧器の土台から腕金を伸ばして高圧カットアウト支持の電柱!!
534.大型のF型アーム付きの電柱で動力線の腕金の位置に変圧器への引き下げ線支持の腕金

2010年11月28日

546.下向きの耐張碍子!

分岐側の高圧線を支持している耐張碍子の向きに注目して撮影しました!
写真上で囲ったピンク○の通り耐張碍子のクランプカバーは下を向いて取り付けられています。
すぐ上を通る高圧線のその分岐側の高圧線を支持している耐張碍子のクランプカバーと接触しないように分岐側の高圧線を支持する耐張碍子は下向きに取り付けられたんだと思われます。
<高圧引込み線支持の電柱で耐張碍子が傾いて取り付けられている似たようなタイプの電柱を発見済みでした。>
125.耐張碍子が傾いて取り付けられている開閉器付きの高圧引込み線支持の電柱

545.一度狭まってから何時もの位置に!

最近では本当に便利になり、ネット上でも(Googleのストリートビューでも)変わったタイプの電柱探しは行っているので・・・
こちらはその機能を使って発見した電柱です。
一番右側の高圧線だけが何時もの場所には通らずちょっと真ん中の高圧線に寄って通っているのがわかります。
次の耐張碍子からはちゃんと元の位置に戻っています。
理由は2つ考えられます。
1つは真ん中の高圧線に少し寄らせて高圧線を通しているのは、すぐ右側にあるマンションのベランダに鳥のおとしもとなどが落ちないようにする為にベランダから少し離して高圧線を通しているのだと思います。
2つめはすぐ右側のマンションを建設したときですね、工事用の足場などを立てた場合、やはり高圧線をその工事用の足場の近くに通すわけにはいかないので少しその場を避けるようにして高圧線を通すために写真のような格好になったのだと思われます。
現在、その右を向いて廃止されている耐張碍子を支持していたと思われるストラップはマンションの方を向いていたので「その方向にかつては高圧線が分岐されていたのかなぁ~」とかまでも思っていたりもしたのですがどうやらそうではなさそうですね
高圧線の腕金の錆の色が良い感じです。(海に近い千葉県の市川市内で撮影したので、ここら辺ではやっぱりこうして良い色具合の錆の色にも出会えますね)
左側にギリギリ映るアームタイもまた眺めてみますと丸型ではない古いタイプですね
耐張碍子を支持する2枚のストラップは奥側の現役で耐張碍子を支持しているストラップの上に重なるようにして取り付けられているので撤去できなかったのだと思われます。
ジャンパー線支持の中実碍子も少しそこからずらして取り付けられています。
それとですね~う~ん、何だかそのジャンパー線支持の中実碍子のボルトの部分のすぐ右側の場所もよ~く確認してみますと錆びていない場所も見られます。
数年前までは、こちらの電柱、ジャンパー線支持に耐塩皿碍子を使っていたかもしれないですね・・・
<やっぱり端に取り付けられている耐張碍子は、本来の位置より少しずらして取り付けているタイプの電柱を過去にも数本発見済みです。>
416.自動式の開閉器付きの電柱でコン柱にも耐張碍子が取り付けられている電柱!
109.ちょっと狭まる
<<高圧線の腕金がD型腕金のバージョンだと下に詰めて耐張碍子を取り付けている電柱が見られました。>>
375.下詰めの耐張碍子の配列・・・2
362.下詰めの耐張碍子の配列・・・1

544.東電の配電線で、未だに10号中実がいしを引き通しに使うものを発見!

こちらは今時のものとしては!驚きの1本です!!w



一見は普通に、右側にあるファミリーレストランへ高圧引込み線を分岐している電柱に見えるのですが!

ここで気になったのは、高圧配電線を支えている引き通しの高圧がいしです!
ここで引き通しの高圧配電線を支えているのは10号中実がいしである。
今の東電の配電柱でこの種のものを見ることができるのは、かなり珍しい!

↑ここではなんと!普通に10号中実がいしを引き通しに使ってます!
これは今の東電の配電線で見れるのはかなり珍しいです!!
中実がいしが登場した昭和50年代にはよくあったようですが、これが今時でも見られるのは珍しいです。
(それにしても、ここはいつもの黒目のクランプがいしではなく白目の10号中実がいしとなっているので、やや不思議な感じがします。w)



ちなみに、反対側はこんな感じで!
確実に!東電の配電線から分岐されてきています。



いやはや、まだクランプがいしに未交換のものがいたとはな!w
(とはいえ、実はといえば、千葉県内にはこれ以外でも複数確認している。後、八丈島とかもまだあるようだ。離島だとがいしを船で運んだりするのにも時間がかかるからだろうか?w)


<以前発見の真ん中の高圧線支持の碍子だけ中実碍子の電柱!!>
329.真ん中の碍子だけ中実碍子の電柱?!(雨の日撮影でちょっと見難いですが)
真ん中の碍子だけ中実碍子なのもまた不思議な感じ!?がします。w


※2018/8/11再編集:ネット検索で目立つ画像のため(無断転載懸念のため)著作者名を明記した写真に差し替え