2010年11月28日

542.変圧器の土台(変台)から2本の腕金を伸ばして、高圧カットアウト支持の電柱!!

こちらは、変圧器を乗せている土台(変台)の辺りだけが、いつもとは微妙に違います。さて、違いはどこでしょうか!?


正解は!変圧器の土台の下から出ている腕金です!


↑塩害地域のため、高圧カットアウトの取り付け金具には、皿がいしによる耐塩中間がいしを追加!


これは通常仕様では、T型腕金になったトンボ腕金を使うことが多いです。
ところが千葉はどっこいw
直線となった2本の腕金を変圧器の変台から大きく伸ばしたタイプも限定タイプとしているようです。
唯、見かける数は少ないです。

他には!


変台の下からは、トンボ腕金類は一切伸ばさず

昭和50年代には、変台で直接、変圧器への引き下げ線支持のがいしや高圧カットアウト類を固定するものもあり!


↑このように、直接変台に、変圧器への引き下げ線支持の耐塩ピンがいしや高圧ピンがいし類を取り付けるものもいます。
なお、この種の年式は古いようで、確認すると昭和50年代のものが大半です。
こちらは昭和51年式のようでした。
<土台から腕金を伸ばさずに高圧カットアウト、変圧器への引き下げ線支持の碍子を取り付けているタイプの電柱>
変圧器の土台で高圧カットアウト支持の電柱
<高圧線の腕金に変圧器への引き下げ線の腕金を取り付けて、そこで高圧カットアウトが支持されているタイプの電柱>
高圧線の辺りで高圧カットアウト支持の電柱
<または変圧器の土台から細い金具を上に向かって伸ばしてそこに高圧カットアウトを取り付けているタイプの電柱>
変圧器の土台から細長い金具を上に向かって伸ばしてそこに高圧カットアウトを取り付けている電柱(上から3番目の写真です。)



※2018/8/11再編集:ヤフー検索で目立つ画像のため(無断転載懸念のため)著作者名を明記した写真に差し替え