左側の高圧線の腕金が一番短いサイズですが右側は一番長いサイズのD型腕金です。低圧線用のD型腕金はここでは小サイズです。 また作りはそのすぐ上を通る高圧線と似たような形状をしており、左側の低圧引き留め碍子はコン柱に、右側の低圧引き留め碍子はその角型の低圧線用のD型腕金に取り付けられています。そこで支持されている低圧線はよく見てみるとジャンパー線がなく1本の細いケーブルによって一旦まとめられて再び3本の元の低圧線に戻っているのがわかります。
ここではこうしてすぐ左側には公園の木々がある為にそれを避けるようにして右側の高圧線の腕金は長いサイズを使っているんだと思われます。
お隣も同じタイプですが・・・普通サイズのD型腕金はその短いサイズのD型腕金と長いサイズのD型腕金の間にあります。そのD型腕金にはジャンパー線支持の中実碍子が取り付けられており碍子は斜めに取り付けているタイプでした。 低圧線の腕金は木々と重なって映ってしまい少々見難いですが・・・汗大きいサイズのものが使われているのが見えます。 最近新設されているタイプの電柱の中では、D型腕金にクランプ碍子や中実碍子を横にして取り付けているタイプは見かけないですね・・・ <前回は高圧線の角度を変えているタイプのもので、短いサイズのD型腕金+長いサイズのD型腕金の両方を取り付けているタイプの電柱を発見でした。> 417.D型腕金、短いサイズ+長いサイズ! その1