電力会社が管轄しない構内用の配電設備は、毎回いろいろなものが見つかるので面白いです。
今回は自転車で遠出をした際に発見した、独自の構内用配電柱を掲載しようと思います。
まず、最初に見えた1本がこちら!↓(負荷側(配電線の終点方面)から見ていきます。)

しょっぱなから東電の設備に似たものが見えましたが、実際の管轄は違います。
何時もとは違い、ちょっと古風な箇所があるので一目瞭然です!w

ジャンパー線支持がいしですが、耐塩ピンがいしと普通のピンがいしが混ざって付いています!

お隣は完全に東電側の設備にそっくりさんで、クランプがいしを使ってます!
お次も同じような構内用電柱が続くと思ったら

次はなんと!がいし2連でした!!
(構内用で見たのは初かも)

こちらは木々が接近しており、それを避けるようにややカーブしているので、そうなったのかと思います。

続いてこちらは、電源側の始点!!(構内用配電線の入り口ですね!)
上記写真左が、東電側の配電線から引き込んだ後に建っている構内第一号柱となり、ここから東電側が管轄しない構内用配電設備となっています。
なお、今追跡してきた側の配電線は写真右側の配電線で、手前側に張られている方向になります。
どうやら、東電側の設備から引き込んだ後、一旦引き下げて

ここで2方向に分けていたようです。(写真奥と手前の配電線は、ジャンパー線で繋がっていない別系統の構内用配電線となっています。)
ということで、ここからは別系統となった負荷側(配電線の終点方面)を見ていきます。

こちらも完全に東電側の設備に似てますが

開閉器のつけ方が違うので、すぐに気が付きます。w

避雷器の種類も違うので一目瞭然です。w

そして、お隣はまた古風な感じです。w

3本のジャンパー線支持に耐塩ピンがいしを使っています。
1本飛ばしてその次ですが↓

変圧器は完全に!

構内用仕様であり、箱型です!!

しかし、高圧カットアウトはいつものもの!w

続いて、ここで右へと方向を変えていますが

高圧がいしはやはり古い感じ。

その後はまたまたがいし2連発見!

これだけ見ちゃうと、完全い東電側の設備との違いは全くわかりません。w

しかし、その次はまたまた、構内用仕様のトランスが乗ったもんが見えるので

違いは明らかにわかります。w

続いてここでは、付近にある建物へ高圧を引き下げているみたいでしたが

そこにある避雷器はやはり、構内用仕様!

そして、ジャンパー線支持は中実がいしではなく何処も古い感じ!
(細い銅線を使っているので、それを使ったのかと思います。)

最後は耐張がいしで構内用の高圧配電線を引き留めながら!

構内用仕様のダブルトランスを乗せていますが、引き下げ線が5本もあります。w
左は単相変圧器で右は三相変圧器(三相3線式動力線の200V用)のようです。
再編集:2017年4月9日