最近では、Dアームや離隔腕金の登場で、ほぼ同じ構成として並んだ配電柱は、そう簡単に見かけなくなったような気がする。
でもこちらは、特段レアものがあるというわけではないから、おまけとして掲載しておこう。
電力会社が管轄しない、工場の構内用の配電線であるが、とりあえず昔の規定通りでみてゆくと、こっちが終端じゃないかな。引き留めの高圧耐張がいしは1個ずつであり、昔の3300V設備を思わせた。
ここでは耐塩高圧ピンがいしを使用した構内線が並んでいた。
いや、奥の方では普通の高圧ピンがいしの引き通しもあった。
ケーブルヘッドは雨覆い付きが基本
同じような構成が続く。
こちらは上部は両引き留めで、下段は引き通し
高圧用腕金はいずれとも短い腕金が目立った。
奥の方のピンがいしの引き通しの方は、腕金に傾きが
ケーブルヘッドについては、こちらの方は近代仕様でがっちりしているから、やはりこちら側が起点か