2020年2月2日

おまけ:桜ケ丘線(黒部幹線)

この日は小田急多摩センター方面へ、まだ未撮影だった箇所の桜ケ丘線(黒部幹線)の送電塔の撮影へ行ったのだった。


この辺りでは、昭和40年前後に普及していたであろう、スモッグがいし(別名:耐霧がいし)の使用が目立つ。
(文献によれば、この手の懸垂がいしは、塩害地域の他、公害がひどかった昭和40年前後、付近に化学工場があって、煤煙の甚だしい地域でも使われていたようだ。)

唯一部は、雷撃によって、がいしが壊された箇所もあったのか、現代版のスモッグがいし(耐塩懸垂がいし)に取り換えている箇所も見受けられた。

おぉ、年式の確認までできる場所発見!w

それを確認できたのは、54号鉄塔付近だった。
なお、この辺りの年式については、昭和5年が目立つ。
(黒部幹線の建設については、奥秩父方面の上流側付近については、昭和2年建設が目立つ。しかしそろそろ、矩形鉄塔で2基ずつ並んでいるもっともっと奥の区間の撮影も行きたいなぁ。大分遠い山奥にそれはある。w←第一、現存しているのかどうかが問題だ。そこへ行くには、秩父の山道をずっと突き進むよりも、上信越道の下仁田インターから南へ下がっていくような感じがええかな)






最後に!



遠くより!









←連なるスモッグがいしを!
こちらは10個以上取り付けられているので、識別用に茶色も取り付けられておった。
茶色のスモッグも今じゃあ相当貴重だろうな。
そのスモッグ、コレクションにしたいので、使い終えたら、是非下さいな。w
10万でいかが?w