2020年2月2日

1636.いずれとも抱腕金の引き通しで、連系用開閉器付き!


こちらは、2回線の高圧配電線を張ったもので、いずれとも高圧用腕金とクランプがいしを2つずつ取り付けた抱腕金装柱になっているのだが、その状態のもので、2回線間に連系用開閉器を挟んだものは珍しい!
(連系用開閉器とは:常時スイッチオフの開閉器(常時開放)のことであり、いずれかの配電線が雷に打たれて配電線が故障した場合に備えて、健全回線から電源を取れるようにしているのが役割である。)



それもここでは、上下でがいしの配列も不揃いであり、上部が高圧用腕金を中央に固定して、クランプがいしを不均等に2:1に配置!
続いて、下段の方が全ての電線を片寄せさせたやり出しによるもので、クランプがいしを3:0に配置したものとなっていたのだった!

このがいしの組み合わせも、またそう簡単に見かけることはあるまいw



なお、柱上に連系用開閉器が取り付けられると、電柱番号札の付近には、この手の表示板も取り付けられる。