(具体的には、片品川線の山越え箇所で特別に猪苗代旧幹線設計の鉄塔が採用されている箇所の撮影である。)
今回掲載の配電柱は、その撮影を終えて、片品川線の起点である上久屋発電所へ向かう途中、道中で発見↓
本線に大型の角ばったDアームを使う強者である。w
しかし、後ろ側については、おとなしそうに小型のDアームです。w
おまけ
この日に巡った片品川線である。
まずは、険しい山後箇所で、大正4年(1915年)の建設当初から特別に、アメリカ製のカーネギスチールを使用した猪苗代旧幹線設計の鉄塔が採用された箇所から撮影した。
恐らくここは、日本で2番目に古い鉄塔かと思われる。
(※日本で一番古い鉄塔はやはり、大元の猪苗代旧幹線(日本初の115kV(115,000V))であろう。あの鉄塔の部材はアメリカン・ブリッジ製の鋼材が使われているという情報もあるが、私はこの目で、歴史的アメリカ産のカーネギースチール製の部材も猪苗代旧幹線の鉄塔の部材として、使われているのを確認している。なお、昭和50年頃には、もっとそれよりも古い鉄塔があった。それが塔ノ沢線だ。)
そして、最後は一気に!その片品川線の起点である上久屋発電所にも行ってみたが、この辺の片品川線は今は綺麗さっぱり建て替えられていた。↓
古いからこそ!現代の鉄塔にはない魅力があるのだが、残念 片品川線の起点もこの通り巡ってみたが、こちらは既に現代風のスリム鉄塔に建て替えられていた。 |
片品川線の起点である上久屋発電所 なお、大正4年建設当初の片品川線の電線路名は岩室線というもので、かつては、岩室発電所からそのまま送電線が東京都足立区にある花畑変電所の方まで続いていたようである。 最後は千葉の市川方面まで! (↑JR総武線が江戸川区を横断する撤去のわきには丁度、背の高い古そうな花総線という紅白鉄塔があるかと思うが、あれがそうだ。) |
さて、この日の撮影はこれだけでは終わらなかった。
帰りは軽井沢へも寄り道することになった!
その道中も他にもいろいろな電柱を目にした。
次記事へ続く。