2022年3月5日

2731.2回線中、上部は腕金2連の中央固定のクランプがいし引き通しで、下段回線は高圧幹線の立ち上がり。

 



2連の高圧用腕金を中央に固定したもので、クランプがいしを不均等に2:1に配置したものも!




今ではそう簡単には見かけまい。w

右隣りにある単一腕金の引き通しなら、ありそうだけど・・・







2730.クランプがいし2連どうしの交差!旧式でほとんど見かけない例

 


周囲は工業団地のため、ホースのように太いアルミ線を使用したものが目立つが



その交差点にある、クランプがいし2連引き通しどうしの交差はどうだろうか?

離隔腕金が増えゆく近代では、ほとんど見かけることはあるまい。w

伊勢原寄りの地域も旧式のものでは、クランプがいし2連の引き通しが目立つ。

大体この手のものは、昭和55年前後かと





年式はここに↑




↑見た感じ、こちらは昭和56年であった。1981年である。

東京23区東部でも、かつては・・・数は伊勢原程ではないが、平成初期頃ならば所々で見た覚えがある。w

なぜそういうのがあったか?

クランプがいしが登場したばかりの頃は、しっかりと電線を噛ませることができるのか、多少の懸念があったのだろう。

唯、今では高圧配電線が急角度を振った箇所でも、普通にクランプがいしは2連にはせず、1つずつ取り付けている。

元クランプがいし2連だった箇所は普通に高圧用腕金は単一で、クランプがいしも1つずつ取り付けている。東京23区東部の場合は、大体2000年頃からそうなったなぁw

多摩地域は例外






なお、こちらについては、やり出し装柱での発見となった!


2729.アルミ線用のカバー破ける。

 


これは日射が当たって、劣化が進んで破けてしまったのだろうか



アルミ線用のカバーであるが、一部は熱で焼け落ちたのか?




銀色のアルミ線用の引き留めクランプカバーがむき出しだった。

鳥の落とし物で白くなっているわけではなかった。

ごく稀に見かける。



ちなみだが、ここでは下段の分岐の1本のジャンパー線支持に耐塩高圧ピンがいしを使用している。



おまけ投稿:振り分け引き留め箇所に2つの耐塩高圧ピンがいし

 


もうこれもいいや~これもおまけ編で掲載しちゃえ~!w

こっちの方がほぼサーバーの容量無制限だから、大きな写真も大胆にアップできる!w



道路もまだ未舗装。

だから古いのが残ってたのだろう。w


これまた耐塩皿がいし程目立たず、地味なものだが



ここでは下段の2方向振り分け引き留め箇所で、ジャンパー線支持に合計3つの耐塩高圧ピンがいしを使用したものを発見!



左側については、1本の支持に2つ使用している。


おまけ投稿:鶴巻線、片回線のみタイダウンがいし装置

 




というのも、また中々見かけない!



タイダウンがいし装置自体、山間部の谷底地点で見かける例が多いし、近年では耐張鉄塔の積極採用で、数は年々減っている。

しかもこれは、両回線での例が多いが、こちらは違った!






片回線のみ、それを適用している!

タイダウンとなっているのは、この面からだと写真右側。

回線番号札を見たところ、どうやら1号線がそのようである。

鶴巻線18号鉄塔で確認できた。



↑左側の塔脚に見える通り、左側が2号線だから、タイダウンのある右側は鶴巻線1号線の方だ。





がいしは耐塩懸垂がいし!






年式は昭和45年3月の模様。

1970年か


一方こちらは


隣接の鶴巻線19号鉄塔

プレートは、こちらの方が見やすい。