2022年4月10日

2831.五番町の鉄柱・こちらは中でも激レア!2回線の鉄柱!!

 


こちらは中でも驚きの!



なんと!2回線の鉄柱である。



形状としては、普通の基本形だが、支持物は鉄柱!

変圧器より上部は、錆びが目立っていた。





架空地線は、やはりないみたいだ。




それから最上部の高圧用腕金は、溝付きらしいが、鉄柱の取り付け部は何やら溝付きに鉄のような別のカバーのようなものを被せてから、取り付けているようだった。

溝付き腕金でそのまま鉄柱へ取り付けとなると、腕金が曲がってしまうなどの懸念があるから、鉄柱との固定部は、補強したのだろう。

なお、下段のやり出しの腕金については、一度取り換えたようであり、昔の溝付き腕金でない。




年式は昭和36年

それにしても裏手の勝手口

勝手口を出たらすぐ鉄柱というのもw




反対側~




なんだか変わった感じに見える。w

骨組みであるのが不思議な感じだ。

これぞ正しく、骸骨電柱ってかw

マツコの知らない世界で、「上半身ミイラ電柱」とか、そのまま放送されたのは、思わず吹いてしまった思い出もwww

それにしても高圧配電線は、電線どうしの接触を懸念しているのか、たるみを帯びたスペーサーのようなものもびっしりと付いていた。


2830.五番町の鉄柱(2本連続のやり出し装柱の鉄柱だが、片方は激レア!上部継ぎ足し仕様の鉄柱!)

 


神戸市中央区に次ぎ!



長田区でも複数、配電線の鉄柱が普及していたようだ。





それもここでは、高さが足りず、上部に腕金を継ぎ足したレアなものも確認!









単一の引き通しの高圧用腕金の取り付け向きについては、負荷側向きになっておりまする。w




2829.湊川町の鉄柱

 




以前は2本連続であったらしいが、1本はなくなっていた。



鉄柱もそろそろ寿命を迎えているようだ。



なくなったのは、このアングルからだと背後のものだった。



こちらの年式は、昭和33年で、やや古め。

1958年か

2828.Dアームで高圧がいしを縦付けする場合は、通常の高圧ピンがいしを使用

関西電力管内で、縦型配列の高圧配電線を支持するパターンは、2通りある。

Dアーム不使用で高圧がいしを横付けするとなる場合は、高圧ピンがいしは強度不足となるから、3重~4重ヒダ付きの高圧がいしを使用するが!





Dアームを使用していて、高圧がいしを縦付けできる場合は、通常の高圧ピンがいしを使用!

ここはその例だ。

それでも一部の高圧ピンがいしは、傾きが発生。

やはり性能としては、10号中実がいしの方が上位なのだろう。


それからだが、ここではまた架空地線支持の腕金から、太いケーブルが引き下がっているのが見えた。

それについては、中国電力でも見ましたなぁ。

2827.新湊川商店街の4本連続の鉄柱!

 


こちらの鉄柱については!




以前は6本連続で並んでいたらしいが、奥の1本については、つい最近になり、柱ごと設備更新されたようである。

ということで、現状残るは5本。



5本中1本目!

まず見えてきたのは、基本形による鉄柱

鉄柱の場合は、架空地線は張らないようである。

というよりも、架空地線が登場する前のものであるから、元から張らなかったことも考えられるか。





年式は昭和35年



次、2本目で見えてきたのは、三角配列で交差分岐をしているものだった。





3本目!

こちらはやり出しの両引き留め装柱での発見となった!

高圧配電線の幅については、手前側と奥側では違っていた。

奥のが通常の幅だ。


続いて見えてきた4本目では!

基本形の木柱だが、こちらは交差分岐側の高圧配電線が絡んでいるのか


変圧器への高圧引き下げ線支持については、くの字型の腕金は使っておらず、直線仕様の腕金を別につけている。


最後の5本目!



こちらは開閉器装柱で、1回線を右側へ分岐したものでの発見となった。