2018年5月20日

臨時投稿:ダブル開閉器付きの電柱(開閉器2台装柱)他

そして!軽井沢に到着!





久しぶりの中電の設備がお見え!





中電といえば、やはり今は新種のグレーのカバーが目立つ。



それから、高圧配電線の引き通しも東京電力とは変わって、こちらは10号中実碍子により引き通しです!
おまけに耐雷ホーンも取り付けて、雷害対策をしています。



新種はパイプアームが目立ちます!



なお、パイプアームは東電でいう離隔腕金に該当するものかと思いますが、こちらは強度は腕金並みにあるわけではないようで、開閉器は別付けされているのがわかります。



一方こちらは、数か所に振り分けをしている振り分け引き留め装柱!


おぉ!これはこれは!


このブログを開設したばかりの2008年に、初めて軽井沢に行った時に撮ったものだ!w
その以前の記事はこちら

まだいたかw

他には



私がマツコの知らない世界に出演時、後ろに偶々あったセットに向けて、説明したww中電特有、旧式の高圧支持部に傾斜のあるDアームが目立つ!
(まぁ、そのDアームも今ではもう既に旧式の分類に入る。あの時は興奮のあまり、紹介してしまった。wなお、今の中部電力版のDアームは、パイプ仕様が一応新型のようである。)





高圧支持部に傾斜のあるDアームは、今ではもう旧式

やはり景観を考えたところはDアームが多い。


なお、Dアームがない箇所もそれなりに目立つ。


それが奥の方だ。



こちらは左上に、通常の水平配列と縦型配列が入り混じっている。
まぁ雪の多いところは、縦型配列が多いです。



そしてまた開閉器2台装柱がお見え!
開閉器2台装柱は、中電では当たり前です!

1310.Fアームを使った分岐でワイヤーを使う!




これもある意味珍しい。(Fアーム自体は珍しくない)


Fアームを使った場合の1回線分岐となっているが

その後ろには珍しく、ワイヤーによる固定が!
このような固定方法は初見です。w



さて、この後は、軽井沢へ寄り道することになったので、関越道を沼田インターから乗って、上信越道へ向かいます。

↑インターへ向かう途中に見えたこれについては


前にも数度見たことあるから、題名付き投稿はしないでおくw
でも限流ホーンがあるのは初見だ。








高速道路走行中も多数の送電線が目に入る。
(運転中は見ないでね)


この辺の送電線もなんとなく見ただけで、どういった電線路名か述べることもできる。ww
これは2017年の11月に巡った上毛幹線だ。w

こちらは、田代幹線のように、腕金に傾斜があるのが特徴である。
唯、こちらは耐張鉄塔を除く他は、最上部の腕金については、傾斜付きから普通の水平式に取り換えたようである。







一方こちらは建て替え済みのものだが、上毛幹線であるのがわかる。w
この区間の上毛幹線については、下の66kVぐらいの2回線送電線が増強されたため、建て替えられたのかと思われる。





これは国鉄信濃川線か

旧車のおまけ

以下は途中にある赤城高原サービスエリアで発見!





車を止めようとした時、丁度隣に、懐かしのいすゞの117クーペ



実は私は電柱以外にも、こうした昭和の旧車にも興味ある。w

私は中でも今となってはかなりマニアックなレア車といえよう、日野コンテッサが好きである。





なお、日野コンテッサのセダンについては



横横道路で偶然目にしたことがある。
(言うまでもないが、いすゞも日野自動車も、今ではセダンやクーペは製造されていない。)

1309.群馬でよく見かける金具!

というのはこれである!



群馬には、Dアームを使わない縦型装柱がよくあるのだけれども、その中でよくこういった特殊な金具も見かける。

走行中も早業の撮影w

なお、この金具は群馬以外の静岡の沼津などでも確認済みだ。




おっと!ここでは動力用腕金に取り付けられている低圧ピンがいしの取り付け方にも注目だ!
支柱をぎりぎり避けた場所にあるのが見て取れる。


1308.大型角張D+小型D!

この日は歴史的送電線!片品川線という送電線を巡っていた。
(具体的には、片品川線の山越え箇所で特別に猪苗代旧幹線設計の鉄塔が採用されている箇所の撮影である。)

今回掲載の配電柱は、その撮影を終えて、片品川線の起点である上久屋発電所へ向かう途中、道中で発見↓




本線に大型の角ばったDアームを使う強者である。w



しかし、後ろ側については、おとなしそうに小型のDアームです。w



おまけ

この日に巡った片品川線である。


まずは、険しい山後箇所で、大正4年(1915年)の建設当初から特別に、アメリカ製のカーネギスチールを使用した猪苗代旧幹線設計の鉄塔が採用された箇所から撮影した。

恐らくここは、日本で2番目に古い鉄塔かと思われる。
(※日本で一番古い鉄塔はやはり、大元の猪苗代旧幹線(日本初の115kV(115,000V))であろう。あの鉄塔の部材はアメリカン・ブリッジ製の鋼材が使われているという情報もあるが、私はこの目で、歴史的アメリカ産のカーネギースチール製の部材も猪苗代旧幹線の鉄塔の部材として、使われているのを確認している。なお、昭和50年頃には、もっとそれよりも古い鉄塔があった。それが塔ノ沢線だ。)

そして、最後は一気に!その片品川線の起点である上久屋発電所にも行ってみたが、この辺の片品川線は今は綺麗さっぱり建て替えられていた。↓

古いからこそ!現代の鉄塔にはない魅力があるのだが、残念
片品川線の起点もこの通り巡ってみたが、こちらは既に現代風のスリム鉄塔に建て替えられていた。


片品川線の起点である上久屋発電所
なお、大正4年建設当初の片品川線の電線路名は岩室線というもので、かつては、岩室発電所からそのまま送電線が東京都足立区にある花畑変電所の方まで続いていたようである。
最後は千葉の市川方面まで!
(↑JR総武線が江戸川区を横断する撤去のわきには丁度、背の高い古そうな花総線という紅白鉄塔があるかと思うが、あれがそうだ。)



さて、この日の撮影はこれだけでは終わらなかった。

帰りは軽井沢へも寄り道することになった!

その道中も他にもいろいろな電柱を目にした。

次記事へ続く。