2018年2月11日

1249.道の横断区間は謎の一回線w



こちらの自動式開閉器を備え付けた2回線の配電線ですが



何故か道の横断区間のみ、道を横断させる前に急きょ区分開閉器を挟みながら1回線にしています。w謎です。w


柱には交通信号機用の電源も取り出しているとの表示が!
なお、柱上の開閉器が連系用開閉器であることを示すプレートはここには一切ない。


しかしこうして見てみると、回線ごとに区切りを入れた区分開閉器がそれぞれ立て続けに2台あることがわかります。

左側の2回線の電源側を追跡すれば、このレアな立ち上がり柱にたどり着く。

本来ならば、こういったものは(写真の2回線を1回線にしている方の配電線)2回線のまま隣合わせで区分開閉器をそれぞれ取り付けていくと思うのですが、ここでは写真右の配電線を別系統である左側の2回線のうちの下段回線と接続したかったのか、そうなったようです。
(中々見ませんね、こういう光景も)

東京の鳥居型は細い!

なお、いずれとも2回線は、同じ配電用変電所から来ているようでした。


ということで、ここはいわば、合流地点といった感じのようでした。
なお、それと同時に、ここでは下段の1回線が何らかの影響で故障した際にも連係が取れるようになっているのかと思います。
そのため、↑この写真に写っている配電柱の背後にもそれぞれ区分開閉器を取り付けたものがいます。ww
(よく非常時に備えて別系統の2回線と結ぶ連係用開閉器も見ますが、ここはそういった感じではないようでした。いやでも、最近の東電は連系用開閉器を設置しても、それを示すプレートを省略しているものもあるから・・・自動開閉器となると状況判断は難しい。引き紐による開閉器の状況(スイッチ、オン・オフ状態の)判断は手動開閉器でしか通用しない時代になっているからなぁw)

1248.がいしの配列の不釣り合い

失敗含めて、この日は電源開発社管理の佐久間東幹線の送電鉄塔や、配電では変わったものや古いもの目当てで、東京都町田市へ撮影へ!



さて、これは構成が珍しい。

東電管内では基本、2回線の高圧配電線を張る場合は高圧がいしの配列は上下で揃えることが多いのですが



こちらは何故か、両回線とも揃えてはおらず、上部がやり出しによる両引き留めで下段が高圧用腕金を中央に固定した不均等配列による2:1となっていた!

2018年1月29日

1247.使われていない中実耐張がいし

この日は墨田区で撮影を終えた後は再びの千葉へ向かった!
(江東線線下の古びた耐塩皿がいし付き遮蔽線の撮影がまだだったのでねw)

以下はそこへの撮影時、寄り道として撮影しに行った次第である。w


まだ、画質がまだよくなかったストリートビュー時代w↓

んん?
これは!?
何かあるぞ・・・

と不思議そうに思いきやw



当初は中実耐張がいしが支線を引き留めているのかと勘違いしておりましたが



実際はそうではなく、唯3つの使っていない中実耐張がいしをまとめてあるだけのようでした。w
なお、支線はそのままFアームの高圧用腕金から出ているようでした。
(しかし、先にはまた別の配電線があるので、どうやら途中でそこと接続するのはやめたようにも見える。おまけに開閉器の千は寸断。連系用開閉器だったのだろうか?)



にしても、千葉は本当に使っていないがいしを取り外すのは嫌いなんだな。
耐塩皿がいしもそうだが、結構使わず残しているものが多い。



↑実物は結構大きいぞ~ww

そうです、もうこのがいしだって持ってます。ww
最近新設を見ないので、また買いました。w
(製造中止になることを懸念ww)
ま、最近の物なので、高圧がいしであることを示す赤い線はないですけど



おまけ

江東線(275kV)と船橋線(66kV)です。

今回はその2つの線下にて!



古びた遮蔽線を張ったものを発見!
なお、耐塩皿がいしまで残っていましたが、千葉らしく、使われてはいない模様。
そして以前は、同様の支持物が2本あったようですが、片方は更新されてました。

この配電柱が建った年式はここで見れる。
(昭和のSの文字がぬけてるよ)

鉄筋コンクリート柱自体の製造年はここで見える。

なお、年式については、やはり1967年(昭和42年)式!
耐塩皿がいしといえば、この時代なり!!!!

2018年1月27日

1246.まだあったぞ!上部開閉器交差だ!!だが、こっちも肝心な腕金の構成がOrz

高圧用腕金は中央固定にはなっていない仕様のものとなってしまっているが、あの川越以外にも上部開閉器交差が実在していた!

(以下は、撮影に来たタイミングが悪く、これまで2度手間してまで撮った川越の上部開閉器交差のリンク↓)
1188.川越の上部開閉器交差の現状
889.激×10ぐらい激レア!な上部開閉器交差を紹介!!!!


↑それがこれだ!
周囲の配電線を見回してみると、どうやら右側の配電線とはセクションを置いて区切っておきたかったらしい。
ところが、その(交差点に入る前の配電柱に)区分開閉器を設置しようとしたところに、高圧需要家用の区分開閉器を置いてしまったから(=東電は開閉器2台装柱は嫌う)、急きょ!交差点に立つ配電柱上に区分開閉器を設けたようにうかがえる。



その結果、上部開閉器交差になったようだ。


まーしかし、設備は今の影響をかなり受けており、どれもやり出しですがね・・・
下段なんて大型仕様のF型腕金になっちゃってます。
(↑しかしそのD型腕金も最近取り換えたようで、以前はFアームだったようです。)

なお、今回は東京都墨田区東墨田区地区での撮影となった。

ちょい接近w

ご覧の通りの上部開閉器交差!

なお、年式は不明w


墨田区のプレートは建柱年の記載まではない。
個人的な推測としては、平成初期頃のような感じがする。



ここはちょいと通行人が多い。
見られることを覚悟して反対側撮影w

よしきた!w
撮影はこれにて終了w

なお、ここの開閉器については常時オンの常時閉路開閉器のようであった。

1245.片寄ながら引き留め

単相交流2線式の引き留めとなっているが!


ここでは珍しく!


コン柱寄りの耐張がいしが片寄されており


もう完全に、ここではコン柱にて、バンドを使って固定されていた。

この固定手法、本来であれば、高圧用腕金を中央に固定した場合、中央の耐張がいしの取り付け手法で適用されるものだ。


(ちょい接近w)



それが何故か、ここでは、珍しく!高圧用腕金片端固定のやり出し装柱だというのに、コン柱寄りの耐張がいしがコン柱の部分で固定されていたのだった!