2016年11月5日

1015.支え棒

普通、離隔腕金にはこういった支え棒はないのだが

ここは配電線の張力を懸念したのか


それぞれD型腕金(離隔腕金仕様のもの)部分に支え棒があるのが見て取れます。


使われているのはアームタイのようです。



それから、ここで初めてリカク(離隔)の文字が確認できました!!
なお、この離隔腕金は、D型腕金(離隔腕金仕様)に水平の腕金を追加した初期型になります。


おまけ


こちらは、前ページの「奥の区間は?」で紹介しているものになりますが、こうしてみると目の錯覚で、レアな開閉器2台装柱に見えます。


しかし、実際には開閉器2台装柱にはなっていません。(開閉器操作の引き紐が重なり、わかりにくくなるためか、東電管内では開閉器2台装柱は禁じているようです。)
偶然にも後ろの開閉器が前の配電柱と重なり、開閉器2台装柱に見えるようです。w

1014.取り残された区間


ここで気になったのは奥の区間!


大容量の電源を運んでいるぶっといアルミ線から突然、古びた銅線が登場し!引き留めながらケーブル端末をもったやつがいます。ww


以前は高圧引き込み線を引き下げていたのでしょうか?


それから、GWキャップの向きも見ると怪しい。w
以前は千葉都市モノレール沿いにも配電線があったのかもしれませんね

2016年10月24日

1013.目立ちたがり屋さんw

10月下旬と11月上旬は、千葉県千葉市内でまだ撮りたかった古いタイプの配電柱があったので、それらの撮影に行くことにした。

以下はその撮影に向かっていた際に発見!↓

高圧耐張がいしによる配電線の両引き留め箇所となりますが
ここで珍しいのは、グランドワイヤーの支持方法!


普通、高圧の耐張がいしの両引き留めによる中央配列の場合は、グランドワイヤーの支持は鳥居型となるのですが(旧式の場合)、こちらは片寄っています。


また、こういったカーブの場合は、高圧がいしの配列は3:0にすることが大半なのですが、ここは偶然にも、高圧線の配列は中央配列の両引き留めにしたようなので、偶然にもそういった構成となったようです。


片寄った鳥居型にはアームタイは確認できません。
結構グランドワイヤーが張っているので、不必要としたのでしょう。

2016年10月21日

1012.向きが不揃い その1

以下は母親撮影
今回は栃木県の足利市にて!ww↓


普通は高圧線とトランスの向きは一緒になるのですが



ここは高圧用腕金は反対側に向けたようで、トランスと高圧線はそれぞれ反対側を向いています。
ここは電灯との干渉というよりも、カーブのため、高圧線は家側に向かせた可能性が高いです。


変圧器への引き下げ線支持のトンボ腕金については、高圧がいしの配列が3:0となっていて変圧器の引き下げ線まで距離が発生しているので、トンボ腕金は半分余りがあります。

最後におまけ



この日のツアーは、夜は足利フラワーパークのイルミネーションを見に行くとのことでしたので、おまけで掲載!








綺麗ですね

2016年10月15日

1011.2回線併架のFアームなのに上下で分離!かなりのレアもの発見!!

こちらは小田急線の相模大野駅付近!
(ツイッターからの情報提供により知りました。)
時間が押して夕方になってしまいましたが、帰り際のルートと重なったんで、なんとか撮影成功!ww


レアなんですよ!種類が!!



Fアームなんですが、なんと!


2つに分けてそれぞれ2回線を支持しています!

本来ならば!
Fアームの場合は両回線とも併架されるはずです!
今流行りの離隔腕金の真似でもしたのでしょうか・・・
(今流行りの離隔腕金の場合は、それぞれ腕金を分けて支持しているのが基本です。)




建柱年は2000年
(いや、2002年かも・・・ピンぼけスマン。向かいの横断歩道に人がいましたので、無理でした。(汗)車が通過するかの間を狙って撮ってみましたが・・・)
いや、2000年じゃまだ、Fアームの次世代版として登場した今流行りの離隔腕金(初期型)は登場していない頃だ。
しかし、2003年には離隔腕金が流行ってきたから、そこでもう、在庫が大量に余っていたFアームを余計に使いたかった結果がそれ(分離してFアームを取り付けた)なのかもしれない。


さて、ここではラッキーなことに!反対側にも道があったんで!そっからも撮れました!!w


反対側はこのアングルで!


よく見てみれば、高圧クランプがいしもやや不均等に並んでいます。


柱寄りのがいしは、コ型金具を使い、少しずらした位置に取り付けているようです。
付いている縦長の変圧器は動力用トランスのようです。