この日は東京・奥多摩のある鉱山に残っている廃電線の撮影に向かった。
(そこは大量の木製電柱が林道沿いに残されている凄いところです。→その日の日記はこちらへ)
その道中、ずっと前から見つけていて、偶然にも撮影したかったものの前を通ったので撮影!
偶然にも信号に引っかかりました。w
奥です!
高圧2回線に十字型のラインスペーサーを取り付けた配電線を支持する離隔腕金がいます。
そのラインスペーサーは1990年代頃まで流行っていた、やや旧型仕様となっています。
ご覧の通り、後ろ側にはマンションが迫っているので、そこからの離隔距離確保のため、そうなったのかと思われます。
また、離隔腕金本体にはいつも通り、高圧がいしが付いていないのでちょっと不思議な感じもします。
3歳の頃から電力会社の配電線に興味があり、個人的に気になったものや変わったものなどを巡っています。 ※当サイト内の画像・文章の転載、複製、改変等は一切禁止します。もし発見した際は、警告のうえ、悪質な場合には法的措置をとる場合があります。 当サイトは、電力会社や機器メーカー等とは一切関係ありません。 Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.
2016年7月24日
2016年6月27日
987.未交換の高圧がいし
これは東京・調布での撮影の帰り際、電車で思い切って爆睡してしまいw思わず遠くまで寝過ごしてしまった時のことw(それも丁度、直通運転でw)
しょうがないので、思い切って千葉でも撮影したかった別の電柱撮影に行くことにした!w
ということで、こちらは千葉県船橋市です。
D型腕金は昭和50年代には町のあちこちで普及していたので、その気持ち、なんとなくわかりますがww(一番古くて、昭和40年代にはあったとの情報も)
こちらはなんと!高圧がいしが未だにクランプがいしに交換されておらず、未交換の10号中実がいしのままです!!
よく見ると、未交換の10号中実がいしは分岐箇所にあり、耐張がいしのストラップとそれが重ね付けされているため、見送られた可能性が高いです。(そのため、交換には多少の手間がかかる。)
反対側はこんな感じで!
しょうがないので、思い切って千葉でも撮影したかった別の電柱撮影に行くことにした!w
ということで、こちらは千葉県船橋市です。
D型腕金は昭和50年代には町のあちこちで普及していたので、その気持ち、なんとなくわかりますがww(一番古くて、昭和40年代にはあったとの情報も)
こちらはなんと!高圧がいしが未だにクランプがいしに交換されておらず、未交換の10号中実がいしのままです!!
よく見ると、未交換の10号中実がいしは分岐箇所にあり、耐張がいしのストラップとそれが重ね付けされているため、見送られた可能性が高いです。(そのため、交換には多少の手間がかかる。)
反対側はこんな感じで!
右の分岐は古そうな銅線を使っています。
986.2回線の特大D型腕金が2連ちゃん
普通の高圧配電線の配列は写真右の通り、水平配列となりますが
後ろにマンション等の高い建物が迫っている場合は、高圧配電線の配列は縦型配列になる場合もあります。(特に最近は高い建物が多いので、こういうものが数多く増えてきました。個人的な意見ですが、縦型配列はあまり個性がないので、好きではありません。配電線はやっぱり、昔ながらの水平配列の方が好きです。w)
それでこちらは、特大Dを使ったものによる2回線タイプになりますが、それが丁度、ここでは2本連続で並んでいます!
このタイプは、2回線の高圧線をガソリンスタンド等の看板から避ける場合に適用されるのだそうです。
因みに、自分が配電柱を見上げた頃の平成初期は、まだこんなタイプはなかったような気がします。(そもそもD型腕金仕様で2回線自体なかった気がする。)
後ろにマンション等の高い建物が迫っている場合は、高圧配電線の配列は縦型配列になる場合もあります。(特に最近は高い建物が多いので、こういうものが数多く増えてきました。個人的な意見ですが、縦型配列はあまり個性がないので、好きではありません。配電線はやっぱり、昔ながらの水平配列の方が好きです。w)
それでこちらは、特大Dを使ったものによる2回線タイプになりますが、それが丁度、ここでは2本連続で並んでいます!
このタイプは、2回線の高圧線をガソリンスタンド等の看板から避ける場合に適用されるのだそうです。
因みに、自分が配電柱を見上げた頃の平成初期は、まだこんなタイプはなかったような気がします。(そもそもD型腕金仕様で2回線自体なかった気がする。)
985.継ぎ足して継ぎ足し!さらにその先でも継ぎ足し!!w
特大サイズのD型腕金(普通のDをもう1つ追加したもの!)でも間に合わなかったのか、ここはその先端でもさらに、水平の高圧用腕金を継ぎ足しています。w
そのため、アームタイもいつも以上にあります。w
これだったら(個人の意見ですが)、Fアームの次世代版として登場している離隔腕金の先端の上に高圧用腕金を継ぎ足した方がいいと思うが・・・
とか思っていたら、深い理由があった!
Dの製造年は確認したら2002年(平成14年)でした。
(2002年(平成14年)じゃまだその離隔腕金がない頃ですね。しかし、離隔腕金の登場はやはり、2003年(平成15年)頃だったか)
よって、このような形となったようです。
しかしこれ、昭和40年代だったら、確実に初代Fですねw
反対側はこんな感じで!
そのため、アームタイもいつも以上にあります。w
これだったら(個人の意見ですが)、Fアームの次世代版として登場している離隔腕金の先端の上に高圧用腕金を継ぎ足した方がいいと思うが・・・
とか思っていたら、深い理由があった!
Dの製造年は確認したら2002年(平成14年)でした。
(2002年(平成14年)じゃまだその離隔腕金がない頃ですね。しかし、離隔腕金の登場はやはり、2003年(平成15年)頃だったか)
よって、このような形となったようです。
しかしこれ、昭和40年代だったら、確実に初代Fですねw
反対側はこんな感じで!
984.東北電力式の引き下げ方!!
これは、東京・調布で初代Fの再撮影を行ったときのこと。
その周辺には変わったものもいくつかあったんで、それも併せて撮影することにした。
おっ!東電管内ではレアと言えよう、配電線と並行にさせて変圧器を取り付けたもの発見!!
その周辺には変わったものもいくつかあったんで、それも併せて撮影することにした。
おっ!東電管内ではレアと言えよう、配電線と並行にさせて変圧器を取り付けたもの発見!!
基本、東電管内では、低圧線よりも下に変圧器を取り付ける場合は、こういった変圧器の取り付け方は見かけません。(変圧器のある場合のこういった横での引き下げ手法は東北電力管内の基本形と言えます。)
なお、低圧線よりも上にある場合は古いタイプであります。(←それももうないか)
なお、低圧線よりも上にある場合は古いタイプであります。(←それももうないか)
高圧2回線の上下間を挟んだ地点にある開閉器については、常時開放(常時スイッチオフ)でした。
これは、どちらかの配電線が故障した場合に備えて、他の配電線と連係が取れるようところどころにあります。よって、非常以外はスイッチオンになりません。
ですから、開閉器があるから必ず配電線が繋がっているとは限りません。中にはこういった常時開放(スイッチオフ)もいます。w
常時開放を示すプレートです。(まぁ、どっちの開閉器の操作紐が下がっているかでそれがわかりますけどw地方の電力会社の場合はこういった常時開放札はないようなので、わかりにくいです。)
比較的新しいプレートのようで、白のものでした。
古いものだと若干また書き方が違うのですよw
プレートの意味ですが、2回線ある内の上段回線名が榎橋線で下段回線名が深大寺線という意味になります。そうです、各配電線にもこうしてしっかりと路線名が付いているのです。(まぁ、配電線マニアからすると、あまり各配電線の路線名は気にしませんが、送電線の場合はこれは重要ですね)古いものだと若干また書き方が違うのですよw
横写真はこんな感じで!
どうやらここは、すぐ下にある電灯との干渉を避けるため、このような変圧器の取り付け方となったようです。
少し引き下がっての横写真はこんな感じで!
↓以下はおまけ↓
すぐ近くにあったものです。
変圧器のつけ方がまた変わって!今度は背中についてます。w
どうやらここも、電灯との干渉を避けるためこうしたようですね!
反対側はこんな感じで!
ちょっと撮りすぎましたねw
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