普通2回線の高圧配電線の立ち上げか引き下げっていうと、1回線ずつ徐々に立ち上げたり、今のものでは一気に2回線立ち上げたりもすると思うのだが、ここは違った。
ここは変な組み合わせで、最上段が何時も通りの水平の腕金を使用!
ここで、下段はなんと!小型サイズのD型腕金使用で高圧の立ち上げか引き下げをしていた!!
なんとも中途半端な構成で、元はといえば最上段も、高圧の立ち上げか引き下げをしていたのだろうか
元々、大きく空間が空いている場所に、移設前の古いコン柱があったのかと思われる。
それを避けるようにしたため、このような構成となったのだろう。
なんとも、不思議な感じがする1本であった。
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2015年4月19日
2015年4月18日
807.計算ミス?
坂道の頂上付近にある分岐をするごく普通のクランプがいしの配列3:0のタイプに見えがちだが
架空地線(GW:グランドワイヤー)の部分をよくよく見てみれば!
何時もと何かが違うことに気がついた。
GWキャップは何時もどおりでちゃんとあるのだが、気になったのは本線側の架空地線だ!
ちゃんとGWキャップがあるというのに、何故かその頂部で支持されていないことがわかる。
そこには分岐側のGWのみ支持されているのがわかる。
恐らくだが、坂道の勾配分までGWのたるみの計算が行われていなかったことがこうなった要因かと思われる。
反対側はこんな感じだ。
分岐をし、左方向に倒れようとする張力がかかっているから、後ろ側には支線もある。
うーん、高圧用腕金とGWキャップの間に少し空間があるのにも不思議に感じる。
だったら、最初っからコン柱の頂部にバンドを取り付けて、そこでGWの分岐もすればいいと思うが・・・
それから、分岐側のGWと本線側のGWは直接繋がってはいないようです。(接地線は2つとも繋がっているかもしれないが)
806.遮蔽線だと思ったら、唯の支線だったパターン
送電線からのコロナ放電防止対策として、古いものでよく、高圧配電線の上に2条~4条ぐらいの遮蔽線が張ってあるものを見かけるが
(古い言い方で遮蔽線は保護網等と呼ばれることもあるようだ。)
後ろにあるのが橋本線70号鉄塔
気になったのは近くにある恩田変電所から高圧の立ち上がりをしている後ろ側の3本のワイヤー!
送電線にあたりそうな部分になるから
発見当初は遮蔽線だと思ったのだが・・・
終端も遮蔽線を引き留めているようにも見えるが
それだから、最初見たときは多分それだと思っていたのだが、よく見てみたら、そのように見せかけて唯の支線でした。w
一方で、一応、支線からも接地を取っているようでした、赤い線が見えます。それが接地線です。
それだから、まぁ、これは近代的すぎるが、一応、遮蔽線代わりにもなっているのかな
805.高圧結合器のためだけに!それはっ・・・いくらなんでも贅沢すぎる1本!
これは
形的には結構良い形をしていると思うのだが
形的には結構良い形をしていると思うのだが
いくらなんでも、高圧結合器のためだけに(自動開閉器があるため、高圧結合器を取り付けなくてはならない)
丸々、高圧用腕金1本を使ってしまうとは!
ちょっと贅沢ではw
おまけ
こちらはその右手前にあったものです。
Fアームですが、最上段!ジャンパー線の支持にスリップオンがいし(PDがいし)があるのは珍しいと思います。
(恐らく10kVAトランスだから、先ほどの自動開閉器の制御器用の電源だと思われる。)
803.名残を維持?
パーツのある一部についてなのだが
2回線の内、最上段の回線のカバーに注目!
どうみても、電線の太さから、これはアルミ線だと思うのだが
耐張がいし先端のカバーは長く、これはどうみても古い銅線用カバーであることがわかった。
おまけに開閉器(AS:気中開閉器)も古そうだ。
アルミ線なのに銅線用カバーを使っているものはまれに確認することがあるが、こんな大通り沿いにそれがあるのには不思議に思った。
2回線の内、最上段の回線のカバーに注目!
どうみても、電線の太さから、これはアルミ線だと思うのだが
耐張がいし先端のカバーは長く、これはどうみても古い銅線用カバーであることがわかった。
おまけに開閉器(AS:気中開閉器)も古そうだ。
アルミ線なのに銅線用カバーを使っているものはまれに確認することがあるが、こんな大通り沿いにそれがあるのには不思議に思った。
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