2008年7月27日

163.クアドラプル変圧器付きの電柱w(4台の変圧器付きの電柱)!!クアドラプルトランス、クアドラプルトラ、クアトラ!!

よく見かけるタイプでも変圧器は1台から2台乗っかっているタイプが殆どなのですが(その中に稀で3台変圧器を乗せている電柱も見ますが) こちらの電柱はその変圧器がなんと4台乗っかっています!
変圧器の文字の色を見てみると上の段では珍しい緑文字のタイプの変圧器が2台、下の段では青文字のタイプの変圧器が2台取り付けられていました。
緑文字の変圧器はどちらも30KVAタイプのものでした。
左側にある緑文字の変圧器は数字の書き方がちょっと変わっています。
そして、すぐ下の段では最近の青文字のタイプの変圧器です。
左側には50KVAタイプの変圧器、右側には最近のタイプの放熱板なしのタイプの変圧器で30KVAのタイプでした。
変圧器を乗せている腕金もオレンジ色に錆びているので今の都市型用の変圧器が発明される前の電柱なのかもしれません。
横から見ると不思議な感じがします。
よく見るタイプでは最高でもやっぱり2台なので・・・w
高圧カットアウトの製造年は・・・
う~ん、その製造年の文字はちょっとわからないですが、高圧カットアウトの取り付け金具のところに取り付けられている中間碍子の製造年は1990年製とくっきり見ることができました。

162.細い高圧線

車の助手席から撮影したので一部の電柱写真は車のフロントガラスに付いていた水滴の跡も少々写っております。ワイパーで掃除してもらえばよかった汗(:_;)

千葉県の海岸・土手・民家付近で細い高圧線が沢山見かけられました。 細い高圧線を引き留めしている耐張碍子は長いタイプの耐張碍子を見かけました。

この電柱は変台も変わっています。 架空地線と変圧器引き下げの線並に高圧線が細いです。

塩害地区だからでしょうか・・・

クランプ碍子2連続の古いタイプの電柱もその中にありました。 こちらの高圧線も細かったです。

引き通しのタイプにしては高圧線の腕金は少し短いタイプです。このタイプは千葉県でよく見かけます。 個人的に高圧線が細い電柱も結構好みかもしれません。 長いタイプの耐張碍子から出ている高圧線はUターンを描くようにして次の耐張碍子に繋がっていました。

個人的にこのような微妙に高圧線の張り具合を変えているタイプの電柱も好みです。 細い高圧線から細い高圧線が分岐されています。w

いつもは家の近くで普通タイプの耐張碍子を見かけるのでこうして耐張碍子の先端の黒いカバーが長いタイプの耐張碍子を沢山見かけると癒されてしまいます。

2008年7月23日

161.高圧はCVTケーブルだが、架空地線付き!

CVTケーブルで配電されている自動式の開閉器付きの電柱にGWキャップが付いていました。
CVTケーブルで配電されている電柱にGWキャップが付いているのは珍しいです。
右側の電柱は高圧線が2回線の電柱で次の電柱で一番上の一回線は引き留めされていました。
左側の自動式の開閉器付きの電柱からはCVTケーブルで配電されている高圧線が立ち上がっていて右側の2回線の電柱の低圧線のすぐしたの方にCVTケーブルが通っていました。
GW付きの自動式の開閉器付きの電柱は昔はD型腕金に耐張碍子が付いていて配電されていたと思います・・・右側に立っている2回線の大型のF型アーム付きの電柱の格好が凄いです。
<下記の写真は2008年7月27日に追加いたしました> こちらの開閉器付きの電柱もCVTケーブルで配電されていてやはりGWキャップが取り付けられていて架空地線も張られています。
<防音壁から顔を出している開閉器付きの電柱で面白いです> 隣の電柱もそうでした。2本の電柱は建物が建つ前は普通の3本の高圧線で配電されていました。
さらに別の場所でも発見です。
<下記の写真は2008年8月14日に追加いたしました。>
こちらのCVTケーブル用の開閉器付きの電柱にもGWキャップが付いていてやっぱりGWも支持されています。
<河川敷周辺で撮影です> 付近には高い建物がなく土手の近くで雷が落ちやすいので念のため取り付けたのでしょうか・・・

2008年7月20日

160.開閉器と計器用変圧変流器付きの高圧引込み線支持の電柱

コンビニにあった高圧引込み線を支持している電柱を見たところスペーサーで配電されていて開閉器付きのところまでは同じですが、開閉器のすぐ下の段に計器用変圧変流器が付いていました。
(後ろの方に写っている送電鉄塔は新所沢線です。)
<遠くから撮影> また、ケーブル終端接続部も変わったものが使われていました。

<斜め下から撮影>

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159.鳥居型のGW支持の腕金集

鳥居型のGW支持の腕金を沢山撮影してみました。

GWといいますとどうしても、GW(ゴールデンウィーク)を思い起こすかのようなワードになってしまいますが、この意味ではなく、架空地線(英語で書くとGround Wire:グランドワイヤー)の意味となります。
これは、配電線の最上部に架空の線を張っておくことで、雷をそこに落とし、電柱の側面に施設されている赤い接地線(アース線)を通じて地中へ放電される仕組みになっています。
ところが、近年では、がいしや変圧器の耐雷化が進んだことで、必要がなくなり、廃止が続いています。
この線を支持するもので、古くは(1970年に入り、架空地線が登場したばかりの頃)腕金によって架空地線を支持するタイプがありました。
(今も埼玉県や千葉県に残っていることがありますが、都内23区では、まだ住宅密集地域に残っていることがあるようですが、ほぼ絶滅状態といえる状況です。)
その中で、腕金をまるで鳥居かのように組み合わせているものがあるのです。それを鳥居型と呼んでいます。
鳥居型はかつて、架空地線の引き留め箇所、または分岐箇所で使用されることが多かったようです。

ここでは、学生時代に車中より撮影した鳥居型のタイプを中心に掲載しようと思います!
よく見てみると鳥居型のGW支持の腕金にはちょっと天辺が飛び出ているタイプと出ていないタイプがあるようです。 こちらのGWは引き留められていて、鳥居型のGW支持の腕金がちょっと出ています。 こちらの電柱は中実耐張がいしによる両引き留めタイプとなり、GW支持の腕金は同じく、ちょっと突き出ています。埼玉はこのタイプが多いのかもしれませn。 こちらの鳥居型GW支持の腕金は、架空地線の仮固定用に、最近新設されたそうです。
こちらも埼玉! こちらは自動式の開閉器付きの電柱で、最上部に鳥居型のGW支持の腕金があります。
やはり、天辺はちょっと突き出ています。 こちらも突き出る鳥居型。
こちらは突き出ていないタイプ。
鳥居型に関してはやはり、突き出ていないタイプの方が多かったと思います。 こちらは突き出る。 踏み切りの前にあった手動式の開閉器付きの電柱ですが、GW支持の腕金が鳥居型
引き留めでも天辺突き出しタイプ

↓こちらは横向きになって架空地線の分岐が行われていますが、鳥居型は突き出ないタイプとなっています。


右側の手動式の開閉器付きの電柱が古そうで、鳥居型があります。
東京都足立区での撮影となりました。

こちらも同じく、同区にて。
建物への高圧引込み線を分岐している1本ですが、最上部にはやはり鳥居型が・・・ またまた、踏み切り前で撮影です。開閉器がないタイプで鳥居型のGW支持の腕金付き。 一段下がって開閉器付きでも、やはり最上部には鳥居型。 両引き留めの手動式の開閉器付きの電柱でも・・・ 両引き留めですが、右左で高圧線を分岐しているため、下段もまた両引き留めとなっている1本です。
最上部に鳥居型があります、多方面に渡って架空地線を分岐する分には便利。
かなり山奥の電柱4

鳥居型のGW支持の腕金が使われていてさらに開閉器が付いている電柱


立替られたD型腕金付きの電柱


引き通しの鳥居型のGW支持の腕金付きの電柱