こちらは
架空地線の支持に鳥居型ならずの腕金を使ったもので、2回線の高圧配電線を張った引き通しとなるが!
ここでは珍しく、それぞれ各ある2回線の引き通しをしている基本形が不揃いにあった。
その種類を示せば!
まず
上部が単一となった1本の高圧用腕金を用いたもので、クランプがいしを使った2:1の引き通し!
次いで、その下段については、2本の腕金を抱え込んだ抱腕金となっており、こちらはクランプがいしを2つずつ取り付けて、2:1で引き通しをしていた!
東電管内では、2回線の高圧配電線を張る場合は、上下で種類は揃えることが多いので
、こういった例は珍しい。
ここからはおまけ
隣接する配電柱では、2つの腕金を抱え込んだ抱腕金装柱によるがいし2連が見られたが
そもそも今時の設備で、クランプがいしを2つずつ並べた抱腕金装柱による2回仕様が見られること自体少ない! |
ここからは、上下揃った種類が続いていた。
しかも架空地線支持については、こちらも鳥居型ならずである。
一方、その次では、変わって、架空地線の支持については、架空地線キャップになるが
高圧の支持手法については同じく、上下で抱腕金にしたがいし2連となっていた!
なお、下段回線では、2方向へそれぞれ高圧配電線を交差分岐していた。
その分岐の詳細を示せば、左側は単相交流2線式配電線を分岐、次いでその右側は三相交流3線式配電線と言った感じだ。