2015年5月2日

816.単相交流でアークホーン付きクランプがいしが2連!

アークホーン付きクランプがいしでがいし2連タイプ自体、見ることが少ないが


こちらはその中でちょいとレアな分類に入ると思う。

なんと!ここではアークホーン付きクランプがいしでがいし2連!
しかも、単相交流2線式だから、益々不思議な感じがしてくる1本となっている
単相交流版はホント、数少ない。

おまけ!


お隣の市道には


普通のがいし2連もあった。
がいしどうしとの間隔は一番拾いタイプのもので、クランプがいしの配列3:0のタイプだ。


815.支持位置がレア! その1

古い鳥居型を使って高圧クランプがいし3:0の引き通しのタイプとなっているが


以前は右方向へ架空地線ごと高圧配電線の分岐が行われていたからだろうか


今もその名残として


架空地線が鳥居型の天辺ではなく、ちょっと下がった位置で支持されているのがわかる。
分岐の架空地線は鳥居型天辺の右端にあったものかと推測される。
引き通しでこういったものは使うことはほとんどないので(あったとしても架空地線の両引き留め箇所だ)以前は分岐をしていたものかと思われる。


といっても、他には全くそのような面影が確認できないから、そうであったとは断定はできない。


高圧用腕金は比較的綺麗で1980年代頃に一度更新されたと思われるが、それを支えているアームタイの錆の色は凄い!これについては、建柱当時物かもしれない。

鳥居型とアームタイから出ている接地線も古く青色となっている。
これは、木製電柱でよく確認する接地線の色である。コン柱で見たのは今回が初だ。

814.元上段分岐?

ここから2日間の記事は、千葉県八千代市周辺に撮影に行った際に見つけたレアなタイプを選出し掲載しようと思う。


架空地線支持用の腕金だが、そもそも1本の腕金で架空地線を分岐をする自体ちょいとレアであるが(こういった古いものでの架空地線の分岐は鳥居型を採用することが大半である。)


こちらは元々、上段で高圧線の分岐をしていたのだろうか?


架空地線支持用の腕金と2:1になってクランプがいしが取り付けられている高圧用腕金との空間が結構空いている。


2015年5月1日

祝 配電設備に興味を持って、好きになって20周年!www

配電線の電柱に興味を持ち始めて、今年で20年を迎えました!w

↑2008年頃、こちらの電柱ブログ開設1周年を記念して描いたものw

↑好きになって20周年記念ということでアップ!あれから、コレクションも増えました。ww


そうです。突然、配電設備に興味を示したのは1995年の5月頃のことです。ww

日差しが強く暑かった思い出があるのですが、夏とまではいかない暑さだったと思います。w
丁度、その時、隣家に遊びに行ったんですが、その際、2階から配電柱を眺めた思い出があるのです。ww


2015年4月29日

813.逆さの中実がいし!!(ねん架箇所にて)


ねん架箇所も探せばたまにあるが、ここはその中で一際変わったものがあったため、今回の母作の中から選出!


ねん架のため、ジャンパー線は位置換えされているが、気になったのはそれを支持している中実がいしだ。

なんと!!ここでは中実がいしが逆さになっている!



こういった取り付け方は雨水がたまるだろうから、あまり良好な取り付け方ではないと思うが(ピンがいしや耐塩ピンがいしの場合はなおさら)、グランドワイヤーまでのスペースが足りなかったからだろうか、逆さに取り付けざるをえなかったのだろう。


ねん架とは:こういった水平配列の高圧配電線(6600V)の場合、カーブ等で必ずしも電線の長さは一緒ではなくなる。そのため、電圧や電流にずれが生じ、各相のバランス(電圧、電流)は悪くなる。
こういった各相のバランスを整えるため、配電線路の途中(耐張がいしで両引き留めを行っている箇所。(送電線(特別高圧線)の場合は懸垂がいしによる両引き留め箇所になる。))で、電線の位置換えをすることで、そういったずれを解消することができる。
それをねん架という。