古い鳥居型を使って高圧クランプがいし3:0の引き通しのタイプとなっているが
以前は右方向へ架空地線ごと高圧配電線の分岐が行われていたからだろうか
今もその名残として
架空地線が鳥居型の天辺ではなく、ちょっと下がった位置で支持されているのがわかる。
分岐の架空地線は鳥居型天辺の右端にあったものかと推測される。
引き通しでこういったものは使うことはほとんどないので(あったとしても架空地線の両引き留め箇所だ)以前は分岐をしていたものかと思われる。
といっても、他には全くそのような面影が確認できないから、そうであったとは断定はできない。
高圧用腕金は比較的綺麗で1980年代頃に一度更新されたと思われるが、それを支えているアームタイの錆の色は凄い!これについては、建柱当時物かもしれない。
鳥居型とアームタイから出ている接地線も古く青色となっている。
これは、木製電柱でよく確認する接地線の色である。コン柱で見たのは今回が初だ。