2022年6月25日

2937.上部離隔、下段普通のやり出し装柱による両引き留め

 


2022年6月25日


この日は東葉高速鉄道の東海神駅付近での撮影となった。



まずは東海神駅より~

駅を出てすぐのところだ。

本当はここでは、Fアームの内部にジャンパー線支持のクランプがいしを取り付けたレアものの撮影を行いたかったのだが、それについては設備更新に伴い現存しておらず、やむなくこちらのレアものの撮影となった。



2回線の高圧配電線を張ったものとなっているが、ここは珍しく上下が不揃いで、上部は離隔腕金で、下段については普通サイズの高圧用腕金を使用したもので、やり出しによる両引き留め装柱となっていた。


2022年6月11日

おまけ投稿:短い架空地線キャップでワンスパンに張られる架空地線

 



ここは、高圧配電線の分岐先はマンションの引き込み線でCVTケーブルとなっているから、特にそこには架空地線は張る必要性はないかと思うが、ここはそれが張られていた。



しかも架空地線キャップは、見られる地域限定仕様!



短いものである。

この架空地線キャップについては、東京都大田区の東雪谷、それから世田谷の北烏山、それからこれはまた種類が若干異なるが、神奈川の中央林間の方でも過去に見た例あり。



分岐先はCVTケーブルだが、引き込み線を引き下げた箇所にも短い架空地線キャップあり。



分岐先の反対側はこんな感じ!

この短さは、最初は目を疑う程にw


どう見ても!違和感ある長さだ。

こんなに短くて、本当にそこに落雷できるように設計されているのか不思議だが

ここからの写真は、2020年12月4日撮影
場所は埼スタの南側付近。




↑最近の配電設備でも、それほど短いものが登場しているから、効果があるのかと思われた。

なお、最近ではよりコスト削減が進んでおり、ついにはアームタイをその代用として使うようにもなっている。


ってことで!




↑近代仕様もまたその短い架空地線キャップ同様、短いのである。w

それにしても、まさかアームタイをその代用にするとはなぁ


2936.Fアームに、現状は使われていない3つの耐塩皿がいし

 


以前は普通にここは両引き留め装柱で、3つの耐塩皿がいしはジャンパー線の支持用として使われていたことであろうが、途中で他の高圧配電線と連絡する形となったため(連絡用の開閉器を取り付けた装柱へ変更されたため)、それらは使われずに残ったようだ。




開閉器は手動式で、引き紐については、白の切の方が引き下がっている。
つまり通常の開閉器は、他の高圧配電線と連絡する形でスイッチが挟んである連絡用だ。


なお、耐塩皿がいしが取り外せない理由については、一目瞭然!

高圧耐張がいしの支持している2枚ストラップと重ね付されてしまっているためである。




それにしても



2代目のFアームに耐塩皿がいしが付いているこの光景は、今回が初見だった。

耐塩皿がいしの種類については、耐塩高圧ピンがいしに耐塩皿を追加したものとなっていた。


中々ないぞ!w

できれば耐塩皿がいしは、使われていて欲しかったが・・・

2935.ラインスペーサーを取り付けた高圧配電線の分岐に、長さ900mmの動力用腕金を使用

 


これはこれでまた強者w


十字型のラインスペーサーの付いている分岐の腕金の長さについてであるが、どうやらここは、通常の長さでの取り付けとなってしまうと、本線側についている引き込み開閉器とが干渉してしまうため、ここでは珍しく、通常は低圧動力線の支持用として使われる長さ900mmの腕金を、分岐用として使用したようだ。


2934.Fアームだが、専用の腕金は使わず、通常の長さ1800mm腕金を直接取り付け



ここは本線側の高圧配電線をFアームに架けることを優先しているようで、下段のこちら側の高圧配電線については、Fアームで使われる専用の腕金は使用せず、通常の長さ1800mm腕金を、アームタイを取り付けて直接取り付けされていた。 



強度は大丈夫か?