2022年4月10日

2829.湊川町の鉄柱

 




以前は2本連続であったらしいが、1本はなくなっていた。



鉄柱もそろそろ寿命を迎えているようだ。



なくなったのは、このアングルからだと背後のものだった。



こちらの年式は、昭和33年で、やや古め。

1958年か

2828.Dアームで高圧がいしを縦付けする場合は、通常の高圧ピンがいしを使用

関西電力管内で、縦型配列の高圧配電線を支持するパターンは、2通りある。

Dアーム不使用で高圧がいしを横付けするとなる場合は、高圧ピンがいしは強度不足となるから、3重~4重ヒダ付きの高圧がいしを使用するが!





Dアームを使用していて、高圧がいしを縦付けできる場合は、通常の高圧ピンがいしを使用!

ここはその例だ。

それでも一部の高圧ピンがいしは、傾きが発生。

やはり性能としては、10号中実がいしの方が上位なのだろう。


それからだが、ここではまた架空地線支持の腕金から、太いケーブルが引き下がっているのが見えた。

それについては、中国電力でも見ましたなぁ。

2827.新湊川商店街の4本連続の鉄柱!

 


こちらの鉄柱については!




以前は6本連続で並んでいたらしいが、奥の1本については、つい最近になり、柱ごと設備更新されたようである。

ということで、現状残るは5本。



5本中1本目!

まず見えてきたのは、基本形による鉄柱

鉄柱の場合は、架空地線は張らないようである。

というよりも、架空地線が登場する前のものであるから、元から張らなかったことも考えられるか。





年式は昭和35年



次、2本目で見えてきたのは、三角配列で交差分岐をしているものだった。





3本目!

こちらはやり出しの両引き留め装柱での発見となった!

高圧配電線の幅については、手前側と奥側では違っていた。

奥のが通常の幅だ。


続いて見えてきた4本目では!

基本形の木柱だが、こちらは交差分岐側の高圧配電線が絡んでいるのか


変圧器への高圧引き下げ線支持については、くの字型の腕金は使っておらず、直線仕様の腕金を別につけている。


最後の5本目!



こちらは開閉器装柱で、1回線を右側へ分岐したものでの発見となった。


2826.ラインスペーサーなしの三角配列の高圧配電線を、抱腕金で引き留め

 

ここでは!



ラインスペーサーを取り付けていない三角配列の高圧配電線を、2本並んだ抱腕金で引き留めたものを発見!




ちなみに下の方では、変圧器が2台設置できそうな変台も確認できた。
この感じだと、以前は関西電力管内でも変台があった感じか?






場所はこの辺り。

この後はこちらの向かいにある鉄柱の撮影へ!


2825.3つのうち1つは、高圧耐張がいしを下へ向けて、引き通し!こちらは2連引き通し仕様!

 





3本中、1つは高圧耐張がいしで中吊り引き通しをしたものとなっているが!



今回は2連引き通しバージョンを発見!