2021年9月20日

2280.見慣れない位置に高圧結合器

 




ここでは電圧調整器を施設した箇所となっており



そのうち気になったのは右手前にある中央固定の引き通しである。

開閉器なしで、あの位置に高圧結合器があるのに違和感あり。





見た感じこれは、電圧調整器の制御がきく感じか

左上の開閉器は自動開閉器ではないように見える。




2279.普通の鳥居型で架空地線が枝分かれ

 



普通の鳥居型であるが、ここでは珍しく!



直線へ進むものと斜め先へ分岐しているものとで、右側へ枝別れしている架空地線を張った鳥居型を発見!


横はこんな感じ!


鳥居型としては、中々ない分岐手法だ。



2278.縦型配列の引き留めで開閉器は水平腕金に!


高圧配電線は、配電幹線より分岐された後は区分開閉器を施設するのが基本のようだ。

(但し、分岐後、数スパンで高圧配電線が終端となる場合は、この限りでない。)

だがここは、通常の水平配列から縦型配列へ切り替わる箇所となっているため


開閉器については、別で水平腕金を用意し、そこに取り付けているのが見えた。

練馬ならDアームと水平腕金を合体させた水平Dアームもあるが~ここは角度的に厳しそうだ。




やや近距離~


おまけ



奥では、手作り仕様の低圧用腕金を取り付けたものが連続していた。

唯、架空地線があればもっと格好いいのに・・・

2277.縦型装柱で見慣れない腕金

 



縦型に高圧配電線を張る場合は、Dアームを使用するのが基本のようであるが、時にはそのままバンドに高圧耐張がいし類を取り付けて両引き留めしたり、傾斜のあるミニアームを使用して高圧配電線の引き通しをしたりする例がある。



しかし今回見かけたこちらの腕金は、長さ的には見慣れないものだった。



種類的にはバンドと、コ型金具を使用して高圧耐張がいしを固定して高圧配電線の両引き留めをしているものとなっているのだが、ジャンパー線支持の10号中実がいしを取り付けている腕金は、見慣れない長さのものだった。

今回初めて見かけた。



付近では他にもあった。

こちらは中実耐張がいしによる両引き留め装柱で、架空地線なしバージョン




こちらもそのようである。

縦型配列の高圧配電線(Dアームを使用したものやそうでないもの含む)については、最近では普通の道路でもよく見かけるようになったが、以前は商店街や景観を意識したような住宅街での採用例が多かった。

普通の住宅街でも、最近では突然大型のDアームなどを見かけるようになったものだと思う。w


2276.単相3線式の低圧電灯線しか通っていないのに、変圧器は異容量?

 


と思ったら、こちらのダブル変圧器は





2台のうち片方(この面からだと左側)は、単相2線式の200V用のようだった。

その方の接地側電線については、右側の単相3線式の電灯用変圧器と共用されているようだ。

ん?となるとよく栃木などにありげの三相4線式か?


反対側はこんな感じ。

最初はコンビニの電源用に思えたが、コンビニにはちゃんと高圧引き込み線が空中分岐で張ってある。

また別の用途かと思ったら、いや、変圧器から出て行った引き込み線は、よく見たところコンビニへ引き込まれていた。

その方の低圧引き込み線を、三相4線式で対応したということだろうか