2021年3月26日

おまけ投稿:軒下のノップがいし

 



こちらは内線のお題となるが、昔の平屋アパートで古いものを発見した。


それはといえば、昔のノップがいしによる配線である。

昔は古民家で、2本の電線(単相2線式で100Vの使用しかできないもの)を支持する光景がよく見られたそうだが、最近では屋内の配線では、がいしを使用することはほとんどなく、めっきり見かけなくなった。

なお、ここでは3本線があることから、単相3線式(100Vと200Vの両方を単相で使用可)に思えた。


製造メーカーはカワソーテクセル製で、製造年は1965年とあった。

昭和40年である。


2115.変台のある変圧器 その1

 


付近では木製電柱も多く残っている影響か、変圧器に関してもやや古そうなものが見つかった。


それについてはやはり、変台が設けてある感じだ。


変圧器が古いと思うのは、スタッド型ブッシングであることだ。

スタッド型ブッシングは、白い筒のブッシングの先に赤い丸み帯びたものがあるのが特徴だ。

ちなみに東電管内では、既に絶滅傾向にありけり。現役は既に1台ぐらいしか撮ったことがない。


続いて奥でももう1本発見!


こちらについては、高圧カットアウトは円筒形だった。

あれ、中国電力管内では、箱型のカットアウトが基本だったか?

ここだけ見ると、東電の設備のようにも見えなくもない?


2114.激レア!継柱の木柱!(凄いぞ中国電力管内) その3

 


継柱した珍しい木柱だが


今度は単相交流2線式となった高圧配電線の引き留め箇所で発見!



ここからではよく見えないが、よ~く見てみると下と上の方では太さが違う。


変圧器自体は新しい感じに見えるが、それを固定する捕縛は古く?番線を使っているみたいだ。



真下はこんな感じ!

最後に反対側~!

高圧用腕金は、かつて単相交流2線式用で専用のものがあったのか、短いものが使われていた。

2113.激レア!継柱の木柱!(凄いぞ中国電力管内) その2

 


はい!


ここでまたまた激レアな継柱している木柱を発見!


いやはや~どうやら中国電力管内では、他にもありそうだ。O_o

(この後他に2本も発見することになる。wいや、これから撮影に行く山口県の下関も含めると(2022年4月撮影のため、まだ未アップ)合計3本か!)





やや遠目はこんな感じで!

分岐をしながらの継柱は今回が初発見かなぁ



丸太の固定には、かなり強固な固定が必要なようだ。



ちなみにこの三角形の金具もまた古そうだ。


おまけ

一方で過去には、東電管内でも見たことあり。
こちらの撮影地は、遠く離れた山梨県の河口湖の方だ。

(こちらの写真は2019年8月3日撮影)


大きさは全然違っていた。こちらは小さめだ。

確か電気の史料館にこの展示があったと思う。

2112.激レア!配電用三角鉄柱! その2

 


付近では後2本程!


配電用三角鉄柱があるのだが、そちらについては住宅の敷地内にあって、近距離撮影はできそうにないから


周囲で撮れる範囲で撮影してみた。


こちらも三角鉄柱で、変圧器には変台あり。

中国電力管内も現在では変台を必要としない変圧器が基本であるが、かつては東電管内のように、上下にトンボ腕金があったように見られた。

ちなみに奥で見えた2本目については、どうやら高さが足りなかったようで、上部は簡単な部材で高さの嵩上げがされていた。


1本目を別アングルで!

こちらは錆びが凄まじかった。




近代的なビルを背景に、戦前の配電用三角鉄柱!

もう片方の上部継ぎ足しの方はこんな感じだ。



ごめんなさいね~
本当はこんな文字は入れたくないのだが、勝手に画像を盗用する者が多いため、画像盗用防止の文字を大きくしている。
この分ブログの更新時間が長くかかっている。
無断転載は本当にやめて頂きたいところだ。

さらに別アングル!
継ぎ足し様相がよく見える。

こちらについては、少し角度を振っているようで、腕金は抱腕金で中国電力仕様の高圧配電線引き通しの耐雪塩がいしは2連となっていた。
しかしこれは本来は、耐雪塩がいしは、鉄柱挟まず3:0で取り付ける構成では?
一番右側の高圧電線が、鉄柱にすれすれにも思える。