2021年2月5日

おまけ投稿:旅の記録

 


下妻駅付近での撮影の後は、関東常総鉄道を終点の下館まで乗り継ぎ、結城駅へ



帰りは対向車で、行きで乗ったラッピング車両確認w


終点の下館駅に付き、ここでJR水戸線に乗り換え





目的地到着



ここでは構内線で残った、ジャンパー線の支持に高圧ピンがいしを使用した旧式を撮影


この後は小山駅へ向かって歩いた。w

1980.Fアームで架空地線片寄せ

 



Fアームで架空地線を片寄せさせたものは、ほとんど見かけない。



年式は1998年(平成10年)のようだ。

この時代ならまだ離隔腕金普及前だ。


Fアームで架空地線の遮蔽範囲を広げたものはほとんど見たことがない。

雷害被害が多かったため、遮蔽範囲を広げた感じだろうか



反対側はこんな感じ。

1979.クランプがいし、新規格の配置で不均等配列

 


ここでは、端のL型金具を省略した


新規格の片寄せ配置で




クランプがいしを不均等に配置させたものを発見


1978.架空地線をコン柱に取り付けたバンド引き留めで高圧は頭上引き留め


高圧を頭上引き留めしたものについては、架空地線の支持に鳥居型を使った例での発見が多いが、ここは違った。



ここでは珍しく、架空地線の支持は、鉄筋コンクリート柱の最上部に取り付けたバンドで支持されていた。

その構成によるもので、頭上引き留めは珍しい。


それから高圧用腕金は負荷側向きである。
ここでは次の配電柱で高圧が終端となっているから、スパンが長い方に高圧用腕金を向けたようである。

ここで振り返るとこんな感じ。

こちら側も奥は引き留めだ。

こうしたことから、頭上引き留めは、電源側、負荷側を意図した分岐であることがおわかりいただけたかと思う。

下段の引き通し側については、両側ともに終端である。

1977.ラインスペーサーの取り付け箇所に変わったタイプが続出!

 今回、下妻駅付近での最大の目的はこれだ。

情報提供により判明した。

ここでは2回線の高圧を張ったもので、Fアームを使用したものが立ち並んでいるのだが、ラインスペーサーの取り付け箇所であるためか、クランプがいしの配置に特殊なものがあった。

それでは見てみよう。


まずはこちら、ここで通常の水平配列からラインスペーサーを取り付けたものへ切り替わる。


離隔腕金になっている方では、クランプがいしはないから、特に変わりない。

ラインスペーサーを取り付けた場合の基本形である。


特殊なのはその次だ。

ここではラインスペーサーを取り付けた区間が長くなっており、落雷の際の逃げ道が限られてしまうためか、珍しくラインスペーサーを取り付けながらのクランプがいし引き通しとなっているのだが


その配置方法が特殊だった。

これには私にも変顔に見えたのだった。w


なお、年式は昭和52年(1977年)のようだった。
2代目のFアームについては、初代に次ぎ、早くて1980年代には登場していたからなぁ
次はまた離隔腕金で、クランプがいしはないから、普通

ここではラインスペーサーを取り付けた引き通しで、最下段では1回線を交差分岐していた。


続いてその次は

また特殊だった。
クランプがいしを取り付けたため、変な配置に見えた。
なお、腕金については、こちらは普通サイズを使用したようである。


ここで振り返る。w




ラインスペーサーを取り付けた箇所は、この先で終わっていた。


この先は通常の水平配列へ戻る。