恐らく今なら、交差分岐側のすぐ下段にトンボ腕金を取り付けるであろう。
この手のものは旧式の設備で見かける。
昔もまた節約意識があったのかもしれない。
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とりあえず、木柱本体の製造年は、1970年とあった。昭和45年だ。
こちらについては、変圧器の設置には変台を使用している。
これは農家でビニールハウスで使っている200Vの三相3線式の循環扇用の電源を取るためのものであろう、動力用変圧器となっている。
動力用変圧器も、近代では変台不要のものでは、単一の縦長仕様も見られるが、ここは1台1台別々についている。
そこだけ真新しい。
正面はこんな感じ。
見た感じ、アームタイなどのアースはそこに接続されるようだ。
耐塩高圧ピンがいしにアークホーンを取り付けたものとなっていた。
以前は普通に耐塩高圧ピンがいしによる引き通し配電柱だったのかもしれない。
年式は1973年(昭和48年)であった。
この時代なら耐塩高圧ピンがいしを使った引き通しもあっても不思議ではない。
というのも内陸では、耐用年数稼ぎのために、耐塩高圧ピンがいしを使用することもあったそうだ。
最後に反対側はこんな感じ。
鳥居型がいい味出してくれてま~す。w
こっから長距離のお散歩がてら、木柱を!
その前に!
まずはこちら!
ちなみに以前、真鶴の方では、6つの10号中実がいしを取り付けた同種も確認している。