2020年10月18日

1826.角型のCアーム、Fアーム、水平腕金をそれぞれミックスさせたような構成!

 

今度はなんだろうか?


角型のCアーム、Fアーム


それから、左下に開閉器があることから、通常の水平腕金もミックスされたような構成である。


反対側はこんな感じで!


開閉器については、下段回線用の区分開閉器のようだった。

1825.C,Fアームで背後水平分岐

 

目の前の方に夢中になっていたので、写真が小さくなってしまった。失礼w

今度はC,Fアームで、背後に向けて1回線を水平分岐したものを発見した!

なお、こちらの設備については、つい最近更新したような面影がある。

どうやら東北電力管内では、現在でも現場で組み立て式のアームを使用する傾向にあるようだ。

恒例の反対側の撮影はこんな感じで!w

1824.変台に腕木を使用

 

これは、今時の設備としては非常に珍しい。

なんとここでは、変台(変圧器の土台)として、腕金ならぬ腕木の使用しているではないか!?(腕木については、他に関西電力管内でも現存しているものがあるらしい。)

配電柱自体に関しては、比較的最近更新されたように見えるが、腕木は引き続き使うことにしたようである。

(山で塩害の影響を受けにくい?)

そういえば過去には、宮城県の栗山市内でも見たことあったっけな・・・


余計なお世話かもしれんが、捕縛バンド(ここではバンドならぬ針金のような旧型の番線を使用)の取り付け位置については、変圧器のブッシングの上部でいいのだろうか?

ちなみにこれはお隣の東京電力管内だと、変圧器の前面にある4つあるフックの中間地点に取り付けているのを見かけている。前面4つのフックは、かつてのハンガー装柱に対応している面影である。

1823.角型C,Dアーム!?


その先では

題して、角型C,Dアームと言えよう装柱だろうか?

この道路沿いでは結構謎めいたアームが多数見つかった。w

(豪雪地域特有仕様なだけである。)

しかし高圧配電線については、うまく交わせてあるのが見える。

なお、ここで取り付けられている柱上開閉器については、2回線間の連系用の模様

今の近距離はこんな感じで!

ここでは自動開閉器の子局用に小容量の変圧器が乗っかっていた。


さてさて、年式は・・・


柱自体は古そうだからあんまり意味ないような気がするが

(C,Dアームについては、腕金が綺麗だから、一度取り換えられている。)

とりあえず配電線の施設年については、昭和45年(1970年)とみてよさそうだ。

ちなみにこちらの鉄筋コンクリート柱は、お隣の東京電力管内でも使われている日本コンクリート製ですな

謎めいたC,Dアームだが、奥の方でももう1本発見!

ここでは2回線それぞれに区分開閉器を備え付けたものが1本ずつ並んでいるのだが

(写真中央の2本のこと)


そのうちの1本で、またもや変わったC,Dアームを発見した。

 

それがこれだ!

ここでは2回線間の連系用ではなく、下段回線用に区分開閉器を取り付けているようだった。

さらにその奥では、またもや2回線間に連系用開閉器を備え付けたものが見つかったのだが

上部回線、両引き留めバージョンもあった。

Dアームが含まれているのだが、高圧配電線の配列については縦型配列ではなく三角配列となっている。

なお、いずれとも腕金については、手作り仕様(現場で直接組み立ててDアームを作る)の模様

1822.一方こちらは、その変わったアームで1回線分岐

 

ここではそれぞれ

変わったアームを使ったもので、各1回線を正面分岐や


背後分岐したものが見つかった。


中でもこちらの背面分岐が見どころあり!?

配電柱上部にはパンザーマストも継ぎ足されている。