2020年1月19日

1628.高圧用腕金を片寄せさせた不均等配列による両引き留めで、背後はDアーム!

この日は谷中銀座にも出かけた!

丁度、この階段を左に行ったところに、1箇所レアなタイプがあるのだった。




だがそこは、ちょっと人通りが多そうで、撮影が難しそうだからw


まずは、この階段を右側に行ったところにもある、別のレアなタイプからの撮影と行こうじゃないか

そんな場所にあったのがこれ!

そう、こちらは、高圧需要家向けの区分開閉器を取り付けながら、高圧耐張がいしを使った両引き留め柱となっているのだが


珍しく高圧用腕金を片寄せさせたようで、それに合わせてここでは、高圧耐張がいしも不均等に2:1に並んでいたのだった。
しかもその背後には、小型サイズのDアームもある。

1627.2台乗せられそうな設計だが、実際は1台のみ



この感じだと、柱上トランスへの引き下げ線は3本張れそうで



柱上トランスは2台乗せられそうな感じがあるが



実際にある柱上トランスは1台のみであった。

1626.Dアームで幅を狭めながら振り分け引き留め!


ここではまず、手前側から見て、大型サイズと小型サイズのDアームの両方を取り付けているが


その中で、高圧配電線の幅をかなり狭めながらの振り分け引き留めは初めて見た。

1625.離隔で家の合間を縫うように進行!



ここでは



庭のない近代的な家屋が集中していて、なるべくその家に電線類が降りかからないようにしているためか




離隔腕金に高圧用腕金を継ぎ足して、さらには高圧配電線にはラインスペーサーを取り付けて!



家の合間を縫うように、配電線が続いていた!


離隔腕金に高圧用腕金を継ぎ足すとは!
家屋に近づけさせたくない感がありありだ。
なるべくここでは、道の中央に配電線が来るように設計されている。


おまけ


この日は東尾久線という送電線をちょいと巡るため(この送電線になる前は、鬼怒川線というバンザイ鉄塔があった。)、日暮里・舎人ライナーの舎人公園駅付近での撮影となった。



年式については、昭和43年のようだった。

2020年1月5日

臨時投稿:横浜火力南線と横浜火力北線


まずは横浜火力南線


こちらはいかにも昭和の送電塔という感がある!
架空地線支持の尖がり帽子がない。

なお、こちらの送電塔については、普通に送電塔の下に歩道が整備されており


珍しく、結界写真を普通に撮れるポイントがある。


こちらは7号で、年式については、やはりかなり古く、昭和32年(1957年)式であった。


さて、お次は横浜火力北線である。
横浜火力南線の方では、防錆塗装を施した綺麗な送電塔が目立ったが、こちらについては、長い間防錆塗装がされていないようで、塗装が剥げたものが目立つ。


なお、こちらの年式については、昭和37年(1962年)式だった。


送電塔の形については、横浜火力南線とは、大分違うのが見て取れる。


さて、取り付けられている懸垂がいしについてだが、これも当時物である可能性が高い!


なお、懸垂がいしの製造メーカーについては、大阪陶業・大陶碍子・大トーがいし(現:日本ネットワークサポート社)製で間違いなさそうだ。


おまけ

昔々のことじゃった、日本ネットワークサポート社さんのがいし製造工場も、「是非見学に来ないか?」と私宛にメッセージがあったが、結局行かずじまいで終わってしまった。



↑古道具店で偶然にも買った、大陶碍子製の254mm懸垂がいし



こちらは1961年製で、今見た横浜火力北線のものよりも1年古いぞ!



しかも状態は比較的綺麗!
まぁ、やや欠けはあるけどなぁ