2018年2月24日

1269.水平支線を鳥居型で引き留め!

道を挟んで向かいの支線柱に向かって斜めに支線を張ったものを水平支線というが、ここではその中で一際珍しいものが見つかった!





それがこれだ!
一見は唯に


カーブを振った箇所で両引き留めによる古い開閉器装柱のように見えがちだが実際は違っていた!





↑そう、ここではなんと珍しく!古い鳥居型から水平支線を張っていたのだった!!




反対側はこんな感じで!




そう滅多に見かけません。w
(水平支線によるものとしては、これが初発見となった。)


おまけ




その一方で、町田のマンモス団地では他にも!



直接鳥居型から支線を降ろす者までいた!ww



なお、この配電柱の建柱年は昭和43年(1968年)のようであった。
(やはりその頃かw)

また、給水の文字は給水塔へのポンプの電源用に張られた配電線という意味合いだろうか
それだからか、柱上には2台の動力用トランスが乗っていた。

最後に!



建て替え済みの只見幹線440号と一緒に

1268.架空地線の持ち方に注目!(佐久間東幹線のおまけ付き!)

町田のマンモス団地(町田木曽住宅)にて!




またまた、今からさかのぼること40年ぐらい前の古い架空地線支持の鳥居型ですがww


こちらはそんな中で、架空地線の持ち方が変わってます!



↑分岐箇所であるからあえてそうしたといえそうだ。



おまけ


付近には、マンモス団地ができるむか~しっからある幹線系鉄塔発見!



それがこちらの電源開発社が管轄する佐久間東幹線という送電線だ!
(配電柱よりもこっちの方が断然古いですね!w)






しかしよくこうしたマンモス団地が建設された中、佐久間東幹線は建て替えられずに済んだと感心してしまう。w
(東京23区だと、明らか団地の建設に伴い姿を消した鉄塔も見てきた。)





建設年は~



昭和30年(1955年)12月!!

鉄塔については正しく!当時続々と出来上がった275kV幹線系で見られた275kV設計ですなぁ!

しかしこちらは、塗装等は施されておらず、放置され気味であるから、やや建て替えの危険性あり。

1267.まるで北陸電力管内の配電線のごとく!

んん?

これは!?


特に避雷器などが取り付けられているわけではないが



この配電線の終端にある引き留め柱では、断然状態であるジャンパ―線を支えている中実がいしが見えた。
当初は限流ホーン付きクランプがいしでも備えつける予定でもあったのだろうか?



ちなみにこういう構成は北陸電力ではよく見ます。w↓

石川県金沢市へ旅行の際、2018年4月8日撮影

それがこれだ!

北陸電力管内では、ご丁寧に!
例えそれが引き留め柱であっても!!w


避雷器へのリード線までもを支える中実がいしがある。

↑こちらでは、避雷器を取り付けているタイプでよく見かけます。^^

1266.こりゃまた、たまげるほどの激レア構成!!ww

団地というと、抱腕金やGW支持の鳥居型の穴場になっているなんてこともあるが!



ここもその一部であろうか



それもこちらは古いタイプながら、かなり珍しい構成となっていた!


そう!上下でそれぞれ高圧がいしの配列が2:1と3:0で揃っていたのだった!
こういう激レア構成は、そう簡単には見つからない。w



唯、この配電柱、防犯カメラがあるため、撮りにくい難点がある。w
(ま、なに構わずw表面裏面撮りましたけどw)
監視側からはどう見られていたことだろうかw
(にしても、今や何処行っても防犯カメラだらけになっちまったよな。それほど物騒になったのか最近は!?)



しかも!最上部に注目してみれば!架空地線も全くの手つかずの鳥居型となっていた!!!
となると、高圧用腕金も当時物だろうか?
なお、高圧用腕金は、配電線の誤接続防止のためにある△○□のセンス札付きでした!

さて、建柱年の撮影と行くか!w



建柱年はっと!



おっと、ジャスト昭和45年!
1970年のようでした!


どうやら、この付近の団地ができたのもこの頃らしい。

撮影はお急ぎください。w

1265.上段は抱腕金でやり出し装柱等、レアもの続く!w


この構成がまた珍しくって!



つい撮ってしまった!w



何が珍しいのかというと、上下の高圧がいしの配列である。

東電では基本、2回線の高圧配電線を張る場合は、上下で高圧がいしの配列は揃えることが大半なのであるが



ここでは珍しく!



2回線のうちの上段については、抱(かかえ)腕金にした全ての電線を片側へ寄せたやり出し装柱で、次いでその下段は、単一(たんいつ)腕金による普通の2:1の引き通しとなっていた!



次いで!

その次もまた珍しい構成となっていた!
それがこれだ!!↓

普通なら東電の配電線ではこういうことはしないのだが、何か張力などが絡んだ結果なのだろうか
それとも単に古い結果がこれを招いたのだろうか
(なお、中電では単一腕金によるが、普通によくある。)


ま、柱上の構成は2回線のうちの最上段は普通なんですが

その下は珍しく!!
なんと!2:1による両引き留めとなっていた!





それもなんか、高圧用腕金は少し短い気も・・・

んん?これはピンがいし時代によくあった横幅1500mm仕様の古い高圧用腕金だな!

当初はピンがいしか10号中実がいしによる2連にする予定でこうしたのだろうが、実のところは普通に耐張がいしによる両引き留めとなっている!
(ちなみに大昔は、道側に高圧を向けてカーブを振るのではなく、家側に高圧をあえて向かせて、電線のカーブを振りやすくしていた時代もあった。←勿論、抱腕金を使い、引き通しの高圧がいしは2連という構成でだ!)



なお、この配電柱の建柱年は昭和47年のようでした。
(ほう、やっぱりその頃かw)


向かいに水平支線を挟んだものを含めた全景写真はこんな感じで!



この通り!


ここでは隣り合わせで!レアものが並んでいました!

最後におまけを!w


先ほど撮ったものより数本手前(電源側)にあった2回線の配電柱です。↓





↑見上げると、比較的古いものについては、いずれも高圧用腕金は車道に対して右向きで古い。
なお、この右向きについては、旧式の意味合いでは負荷側向きという意味合いになる。
ちなみに今はそういったルールはなくしたようで、見上げても左向きのものが大半である。


↑こちらは珍しく、架空地線は配電柱の上部に継ぎ足されたパンザーマストに取り付けのバンドにより支持されていました。