2017年6月17日

1157.上部の高圧用腕金の組み方だけが初代Fに酷似

一見、こちらの高圧上部の腕金の組み方については、初代のFアームイメージしたかのような感じとなっているのだが
(初代のFアームについては当方管理のHPのFアームのまとめサイトで紹介している。)

↑写真は撮影者の私が傾いていたため、JTrimソフトで傾き調整した。
こちらは、その初代のFアームをイメージしたかのような肝心な腕金が下部にない

下部にいつもの腕金がなくて強度不足にはならないのだろうか?
そのためか、大げさにいつも以上に長いアームタイを使い(そのアームタイは複数のものが継ぎ足されている。)、架空地線支持の鳥居型からアームタイを吊り下げて、長ーい腕金を固定しているのが見えた。w(なお、今は肝心な架空地線は取り払われている。)

続いて!



お次の2本目もそうであった。ww


こちらもどうみても、高圧用腕金の組み方だけは!初代のFアームといった感じである。

しかし、こちらの架空地線の支持は、ちょっと近代的なGWキャップになっていた。


なお、この配電柱の建柱年については、やはり、初代のFアームがまだ流行っていた頃の年代であろう。1979年(昭和54年)であった。


元々は初代のFアームだったのだろうか
見てみると、先ほどのものも含め、2本連続で高圧配電線を分岐しているのが見てとれる。
その結果、途中、低圧線類を支持するアームが邪魔になり、下部の腕金類を取り外した結果がこれなのだろうか



反対側の上部拡大写真はこんな感じだ。

なんだか、いつものように下部に複数の腕金を使って組んだものがないから、変な感じである。

↑撮影地はこちらw

1156.普通サイズのD型腕金に普通サイズの水平の腕金をプラス!

この日は千葉県の柏市内を中心に古いタイプの撮影へ向かった。

その中でこちらは南柏駅前にて発見!w
ここでは3本連続で変わったタイプが連続していた。


こちらはその内の1本目となる。
まず、こちらはこちらで


普通サイズのD型腕金に普通サイズの腕金を追加している。
(特大サイズのD型腕金に水平の腕金を追加したタイプなら見かけることはあるのだが、普通サイズのD型腕金に普通サイズの腕金を追加したものは滅多に見かけない。)


おまけに分岐側もだ!
(分岐側のGW支持の腕金はちょっと長めです。)

今数多くある、離隔腕金が登場する前のものだろうか



続いて、この奥には、後2本!初代のFアームイメージしたかのようなものも見つかった。

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2017年6月3日

1155.引き込みでレアな鉄柱

東電の配電柱で鉄柱を見たことは、まだ1例もないが(配電鉄塔や箱根湯本にある配電線に見せかけた山崎線の送電線は例外とする。)、高圧引き込み線で鉄柱を使ったものはかなりの稀で見かける。


それがこれだ!


角度をつけながらの引き込みで


高圧需要家側の支持物はレアな鉄柱となっていた。

1154.3つのD型腕金

D型腕金がここまでの数が付いている光景はあまり見ない。
(千葉県の市川の海沿いの地域とかにはありそうだが、神奈川は特に見かけない。w)


こちらは、D型腕金による振り分け引き留めで高圧引き込み線もD型腕金を使った分岐となったため、そうなったようだ。

しかし、ジャンパー線支持は水平の腕金を使っている。
(こういった場合だと、そこもD型腕金を使うことがあるが、こちらは後ろ側にもD型腕金が付いているためか、それはやめたようだ。)


反対側はこんな感じだ。




しかし、電線が古い銅線仕様だと、耐張がいしのカバーは長くなるから・・・うーん、それがまた不思議な感じのようにも見える。


遠くからはこんな感じで。



1153.飲み込まれそうなもの

まず、普通の変圧器の引き下げ手法といえば




こういった普通の電線を使って引き下げるのが主流であるが

こちらは↓、後ろの家が空き家なのか、それともなんにも手入れをしていないせいか↓


蔦が手前側にある配電柱まで及んでいるのがわかる。


それも変圧器も設置されているわけだが、こちらは引き込み線がいたるところに出ているので、いつも通りの引き下げ手法ではなく、わざわざスリップオンがいしを取り付けて、そこでCVTケーブルにしてから変圧器へ引き下げているのがわかる。


そして、既にトランスはもう飲み込まれています。w
このままでは・・・


今は絶縁電線だからそう簡単には漏電しないだろうが、配電線にも裸電線を使っていた昔は大変だったことだろうな