2017年5月5日

1128.中央固定から片端固定へ!

ゴールデンウィーク後半のこどもの日は、横浜市戸塚へがいし2連等の古いタイプの撮影へ向かった。

以下はその付近や途中で撮影したものになる。

ということで、今回の撮影で最初に見えた珍しいタイプはこちら↓




単相交流2線式の高圧配電線を振り分け引き留めしている配電柱なんですが


ここで、高圧用腕金は中央固定から腕金片端固定(槍出)へ変えており、配電線の引き留め位置を変えています。



反対側はこんな感じで!

見てみると丁度後ろ側が更地になっており、今後家を建てる予定があるようなので、下段の高圧用腕金の固定位置は片端固定(槍出)になっているようです。

なかなか見かけません。


左下の片端固定の方の高圧用腕金は後から増設したかのようにも見えます。

2017年5月2日

1127.上段のトンボ腕金を完全省略!(ダブトラ編!!)

普通、変圧器の土台として丸型土台や腕金仕様の土台を使ったものであれば、ちゃんと上段にも変圧器への引き下げ線支持の耐塩ピンがいし等を取り付けるためのトンボ腕金が取り付けられるのだが


こちらは比較的後に新設されたものだからか、それともコスト削減を考慮したのか↓


上段のトンボ腕金が完全に省略されてます。w
(変圧器を上につけすぎたことも関係しているのだろう。)


反対側はこんな感じで↓


変圧器は同容量のものを2台使った動力用トランスのようでした。
(2次側の結線がV結線です。)

1126.山梨に多い長いやつに見えるけど、実際は違った!w

旧型の架空地線の引き留め手法については、普通は鳥居型を使うのが基本のようなのだが、場合によっては稀に、唯1本の腕金によってそれを引き留めるものも少なからず実在している。(唯、こちらは、鳥居型と比較すると強度的にはあまりよろしくないものかと思われる。)

以下はその一例だ。↓




一見こうしてみると


肝心な架空地線引き留めの腕金は、山梨に多い1800mm仕様の長い腕金のようにも見えるのだが、実際はそうではなく、ただいつもより上の方にそれが取り付けたおかげで、目の錯覚で長く見えるようだ。(実際に写真上で測ってみたが、ここは高圧用腕金よりも短いいつもの1500mm仕様のものであった。)


反対側はこんな感じだ。

ご覧の通り

反対側からだと、いつもよりちょっと高めの位置に架空地線支持の腕金が付いているのがわかる。

↓因みに以下は同区の別の場所で撮影したものになるが↓


いつものものは結構低めの位置にそれが取り付けているため短く見える。



またここは、今は肝心な架空地線は撤去されているが、ここも元は1本の腕金により架空地線を引き留めていたものかと思われる。

1125.鳥居型、下につけすぎw

支柱を支えているバンドと干渉してしまうからそうしたのか


それとも、架空地線のたるみに余裕を持たせるためそうしたのか


こちらはちょっと


鳥居型の取り付け位置が低すぎである。w

反対側はこんな感じで!


見てみると、左方向の架空地線は結構張ってしまっている。
ということは、支柱のバンドとの干渉防止目的か


また、高圧用腕金については古い短い横幅1500mmのものが使わているのですが、これは鳥居型の長さと一致しており、鳥居型についてもやはり、短いものは1500mmのものが使わていることが判明できます。

2017年4月30日

1124.4:2

よくよく見てみれば

普通の耐張がいしと中実耐張がいしが混ざっているではありませんか!



4:2で中実耐張がいしの勝ちです。w

ジャンパー線支持がいしは普通の耐張がいしが混ざっている箇所は中実がいしになっています。