2017年2月4日

1052.空中分岐!

これももう、20年ぐらい前からあるようですが

今回が初見かなぁ


これは、縦型配列の配電線をそのままの配列で分岐したいような箇所で適用されるのだそうです。
高圧がいし類を全く使わないので、かなりコスト削減されていると思います。


どうやら空中で、ワイヤーを使って?引き留めあわせながら、分岐させているようです。

1051.偶には中電管内の設備を!!縦型配列なのに横に併架!!

この日はひさひさの地方遠征w
関東から大きく東海道新幹線で移動して、さらに名古屋から北へ40分程東海道本線を乗り継ぎ、東海地方の岐阜県の大垣市へ行ってみた。

最後は大垣城にも行ってみた。
何が目的なのかというと、イビデン社が管理している激レア矩形鉄塔である大垣送電線です。今回はそれを撮りに行ってみました。w


大垣送電線は凄いです。関東でさえも、あの頃の矩形鉄塔(谷村線)は廃止されているというのに、いまだに現役でした。

そんな中で、私の撮影の中心である中部電力管内の配電柱の撮影も行ったのでwその中から珍しいものや変わったものを選別し、少し掲載しようかと思います。



ということで、お久しぶりの中部電力管内の配電柱です。^^

この辺りは駅の近くで目立つからか、縦型配列の配電線を横に併架させたものが目立ちました。
2回線の縦型配列の配電線は他に、雪国である長野県等では、一気に6本の電線を上から立て続けに並べたものも確認しているのですが、こういうものもあるのでしょうか
(岐阜にはよくあるのだろうか・・・中電の設備はあまり詳しくないのでわかりません。)


ここは右は引き通しで左は耐張がいしによる両引き留めでスケルトン開閉器を取り付けています。


誰もいないので撮りやすいです。w


こちらは両方引き通しとなっています。
変圧器は大容量のものですね

2017年1月28日

1050.復活したと思った古い高圧がいしが再び廃止?他には新規格の防塩皿がいしも!

神奈川県の海水浴で有名な由比ヶ浜周辺では、高圧がいしの何等かの汚損試験?を行っているらしく、見慣れない高圧がいしをよく見ます。

ここでは、なんと!比較的最近の設備なのに、昭和40年代~昭和60年代頃まで流行った耐塩皿がいしを発見!↓w


上部形状を見ると

比較的最近の設備となっているので、古いがいしがあるとは考え難い。


正にその通りで、耐塩皿の製造年は見られない2008年製となっていました!w


どうやら、変圧器への引き下げ線支持用として再び使うことができないか?ここでは色々と高圧がいしの汚損試験しているように見受けられます。
汚損試験とは、恐らく、塩害に対する試験かと思います。
耐塩皿等を追加して、どのくらいの塩分が付着しているのか?ということを確かめているように見られます。(完全な海岸沿いですし・・・)

因みに、他にも似たようなものが2015年ぐらいまではあったんですが、なんと、今見たらすべて撤去されており、茅ケ崎や平塚でよく見かける黒い器が追加された防塩皿がいしに取り換えられていました。↓


というのは、海を背にした以下です。w↓


ここにも2015年までは耐塩皿がいしがありました。w
(そうか、次は茅ケ崎とかあの辺りで流行っている黒い器の防塩皿で汚損試験を行っているわけか)


因みに、高圧がいしに電線が乗っていない状態のものも幾つか見られました。
(こちらも2015年に仕事で通りすがったときには、もう1本あったんですがね~今はなくなっていました。)



ここではなんと!


茅ケ崎等では全く目にしない、耐塩ピンがいしに黒い器を追加したものまで見られました!
因みに、配電柱の中腹部を通っている中性線(変圧器の外箱等と接続されるアース線。これは低圧に高圧が入った場合のことを考えて張られている。)は裸線になっています。こんな海なのに、裸線にして問題ないのだろうか


最後に感想w

それにしても、真冬の由比ガ浜はいいですね
癒されます。










1049.またまた、土台嫌いなトランス発見w

土台(変台=変圧器の土台)嫌いなトランス
昨年の年末ぐらいにも撮ったような記憶があるが、一応続編として掲載!


ご覧の通り、変圧器は錆び付いた古い土台が嫌いなようで、目の前に土台に乗っていません。w
いや!決して!!変圧器が土台を嫌っているのではなくw、今の変圧器は土台は不要であるかつ、コスト削減のためそうなっているようです。ww


土台は塩害地域なので錆が凄いです。(支えにアングルが使われているので40年ぐらい前のものかと)
もうここは、コスト削減は諦めて、土台は撤去して、今流行りの直付け(高圧用腕金に変圧器への引き下げ線支持がいしを直付け)にしたほうがいいと思うが

1048.ちょっと怖い6つ目耐張!w(現存していない可能性あり。)

普通、配電線の終端、もしくは配電線の両引き留め箇所で見かける耐張がいしは2連耐張が見慣れているので、たまに、こういった個数の多い耐張がいしを見かけると怖く思います。ww

今回は、配電柱2段階移設のもので6連耐張を発見したので掲載します!
(配電線2段階移設とは、古い配電柱があった元の位置に新しい配電柱を建てるため、その隣に仮柱を別に設けたものを示します。)


遠くからの外見は、今流行りの離隔腕金を使っており、ごく至って普通の配電柱


しかし、その手前側には2段階移設の内の1段階の状態なのでしょう。
古い配電柱を引き抜いた位置にはもう既に、銀ピカの鋼管柱が建っています。


今、肝心な配電線が支持されているのは、上部に黄色いカバーが巻いてある、その銀ピカの鋼管柱の方であり、それが仮柱となります。


気になったのは


その仮柱の方で分岐側です!


なんと!脅威の6連耐張があります。w
電線が足りなくなってしまったのでしょうか


さらにさらに、下からはこんな感じで!w




目つきが・・・凄い。w脅威と言えよう。w
(私にはこの部分が(以前、あるテレビに出たときも言いましたがw)電柱の目に見えるわけです。w黒と白が混ざっているため、そういうふうに見えるようになっちゃったのかと思います。それからです。この趣味が始まったのはwそう見えなければ多分ここまではまっていなかった。w)



えっと、仮柱の建柱年は2015年4月で、古い配電柱を引き抜いた箇所に突っ立っている鋼管柱は、つい最近の2017年1月建柱で、どうやら移設を行うには大分時間がかかっている模様。(元の配電柱に新しい鋼管柱を建てるのに2年かかった模様。)
他のところでの移設が切羽詰まっているのかなぁ

配電柱の移設も結構大変のようです。
(大型での運搬も偶に見かけますよね。飛び出た部分に赤い旗をつけて・・・それにしても、「よく交差点等を曲げれるなぁ」と思います。あの技術は凄いです。w感心しちゃいます。w)



続いて、横はこんな感じで!w




横からみても、耐張がいしの連結個数が凄いことがわかります。wここまでの数はなかなか見ません。
(最近といっても、いやもう4年以上前だがw似たようなのが、東武スカイツリーライン(旧:伊勢崎線)の谷塚駅西口にあるぐらいかな。w←そちらの方はもうずっと前からそうなっています。ww)


しかし、この光景が見られるのはもうごくわずかのようでw、工事後は元の2連耐張に戻るのかなぁ