東電管内の配電柱を見上げてみれば、今はもうほとんど、高圧配電線引き通しの高圧がいしについてはクランプがいしに交換されているのだが、東京都内の離島や千葉県等では、今でもクランプがいしに交換されていない古いものを稀に見るときがある。(だが、その大半は、昭和50年代に一時期流行った10号中実がいしを用いたものばかりで、ピンがいしを使ったものは全く見たことがない。しかし、耐塩皿がいしを使ったものであれば一度だけ見たことがあり、山崎線という東電管理の小規模送電線で確認している。)
以下もその一例だ。
堂々の未交換です!ww
こちら、工場等の内部を通っている構内用配電設備ではなく、完全に東電の配電柱です!
高圧がいしは何時もの黒目(クランプがいし)ではなく、ここは今では見慣れぬ白目(10号中実がいし)となっています。
そして、何故かここでは、高圧引き込み線を分岐しているタイプだけ、今のクランプがいしになっていませんでした。(何故そこだけ!?)
そして!!奥にももう1本、同様の構成で残っていました。w
白目と黒目が隣合わせなんて光景も昭和60年代には都会でも見られたようです。
(↑あの頃はまだ、クランプがいしへの未交換のものが多かったですからw)
これについては、ユーチューブに上がっている車載動画で確認しました。w
ご覧の通り!
ここもクランプがいしに交換されておらず、10号中実がいしのまま高圧配電線が引き通しされています。
3歳の頃から電力会社の配電線に興味があり、個人的に気になったものや変わったものなどを巡っています。 ※当サイト内の画像・文章の転載、複製、改変等は一切禁止します。もし発見した際は、警告のうえ、悪質な場合には法的措置をとる場合があります。 当サイトは、電力会社や機器メーカー等とは一切関係ありません。 Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.
2016年11月5日
1015.支え棒
普通、離隔腕金にはこういった支え棒はないのだが
ここは配電線の張力を懸念したのか
それぞれD型腕金(離隔腕金仕様のもの)部分に支え棒があるのが見て取れます。
使われているのはアームタイのようです。
それから、ここで初めてリカク(離隔)の文字が確認できました!!
なお、この離隔腕金は、D型腕金(離隔腕金仕様)に水平の腕金を追加した初期型になります。
おまけ
こちらは、前ページの「奥の区間は?」で紹介しているものになりますが、こうしてみると目の錯覚で、レアな開閉器2台装柱に見えます。
しかし、実際には開閉器2台装柱にはなっていません。(開閉器操作の引き紐が重なり、わかりにくくなるためか、東電管内では開閉器2台装柱は禁じているようです。)
偶然にも後ろの開閉器が前の配電柱と重なり、開閉器2台装柱に見えるようです。w
1014.取り残された区間
ここで気になったのは奥の区間!
大容量の電源を運んでいるぶっといアルミ線から突然、古びた銅線が登場し!引き留めながらケーブル端末をもったやつがいます。ww
以前は高圧引き込み線を引き下げていたのでしょうか?
それから、GWキャップの向きも見ると怪しい。w
以前は千葉都市モノレール沿いにも配電線があったのかもしれませんね
2016年10月24日
1013.目立ちたがり屋さんw
10月下旬と11月上旬は、千葉県千葉市内でまだ撮りたかった古いタイプの配電柱があったので、それらの撮影に行くことにした。
以下はその撮影に向かっていた際に発見!↓
高圧耐張がいしによる配電線の両引き留め箇所となりますが
ここで珍しいのは、グランドワイヤーの支持方法!
普通、高圧の耐張がいしの両引き留めによる中央配列の場合は、グランドワイヤーの支持は鳥居型となるのですが(旧式の場合)、こちらは片寄っています。
また、こういったカーブの場合は、高圧がいしの配列は3:0にすることが大半なのですが、ここは偶然にも、高圧線の配列は中央配列の両引き留めにしたようなので、偶然にもそういった構成となったようです。
片寄った鳥居型にはアームタイは確認できません。
結構グランドワイヤーが張っているので、不必要としたのでしょう。
以下はその撮影に向かっていた際に発見!↓
高圧耐張がいしによる配電線の両引き留め箇所となりますが
ここで珍しいのは、グランドワイヤーの支持方法!
普通、高圧の耐張がいしの両引き留めによる中央配列の場合は、グランドワイヤーの支持は鳥居型となるのですが(旧式の場合)、こちらは片寄っています。
また、こういったカーブの場合は、高圧がいしの配列は3:0にすることが大半なのですが、ここは偶然にも、高圧線の配列は中央配列の両引き留めにしたようなので、偶然にもそういった構成となったようです。
片寄った鳥居型にはアームタイは確認できません。
結構グランドワイヤーが張っているので、不必要としたのでしょう。
2016年10月21日
1012.向きが不揃い その1
以下は母親撮影
今回は栃木県の足利市にて!ww↓
普通は高圧線とトランスの向きは一緒になるのですが
ここは高圧用腕金は反対側に向けたようで、トランスと高圧線はそれぞれ反対側を向いています。
ここは電灯との干渉というよりも、カーブのため、高圧線は家側に向かせた可能性が高いです。
変圧器への引き下げ線支持のトンボ腕金については、高圧がいしの配列が3:0となっていて変圧器の引き下げ線まで距離が発生しているので、トンボ腕金は半分余りがあります。
最後におまけ
この日のツアーは、夜は足利フラワーパークのイルミネーションを見に行くとのことでしたので、おまけで掲載!
綺麗ですね
今回は栃木県の足利市にて!ww↓
普通は高圧線とトランスの向きは一緒になるのですが
ここは高圧用腕金は反対側に向けたようで、トランスと高圧線はそれぞれ反対側を向いています。
ここは電灯との干渉というよりも、カーブのため、高圧線は家側に向かせた可能性が高いです。
変圧器への引き下げ線支持のトンボ腕金については、高圧がいしの配列が3:0となっていて変圧器の引き下げ線まで距離が発生しているので、トンボ腕金は半分余りがあります。
最後におまけ
この日のツアーは、夜は足利フラワーパークのイルミネーションを見に行くとのことでしたので、おまけで掲載!
綺麗ですね
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