東電管内の配電柱を見上げてみれば、今はもうほとんど、高圧配電線引き通しの高圧がいしについてはクランプがいしに交換されているのだが、東京都内の離島や千葉県等では、今でもクランプがいしに交換されていない古いものを稀に見るときがある。(だが、その大半は、昭和50年代に一時期流行った10号中実がいしを用いたものばかりで、ピンがいしを使ったものは全く見たことがない。しかし、耐塩皿がいしを使ったものであれば一度だけ見たことがあり、山崎線という東電管理の小規模送電線で確認している。)
以下もその一例だ。
堂々の未交換です!ww
こちら、工場等の内部を通っている構内用配電設備ではなく、完全に東電の配電柱です!
高圧がいしは何時もの黒目(クランプがいし)ではなく、ここは今では見慣れぬ白目(10号中実がいし)となっています。
そして、何故かここでは、高圧引き込み線を分岐しているタイプだけ、今のクランプがいしになっていませんでした。(何故そこだけ!?)
そして!!奥にももう1本、同様の構成で残っていました。w
白目と黒目が隣合わせなんて光景も昭和60年代には都会でも見られたようです。
(↑あの頃はまだ、クランプがいしへの未交換のものが多かったですからw)
これについては、ユーチューブに上がっている車載動画で確認しました。w
ご覧の通り!
ここもクランプがいしに交換されておらず、10号中実がいしのまま高圧配電線が引き通しされています。