2016年5月22日

980.白目の不気味なやつw

東電管内では、最近の高圧配電線の引き通しはクランプがいしが使われることが多いですが


こちらはなんと!今となっては少しのレアもので、高圧配電線の引き通しに10号中実がいしを使っています!
(こういったものは昭和50年代に数多くありました。都内では実際に、銅線を使った古いもので確認しています。後は他に、都内の離島にも結構あるようです。
そして、自分には、電柱に取り付けられている高圧がいしが目に見えるわけですが、その中でクランプがいしは黒目、10号中実がいしは白目に見えます。wwなので、がいしが白くなっていると白目に見えてしまうわけですねw)


しかも、高圧用腕金も余分に1本多い・・・



うーん、こうしてみると、不気味な感じにも見えます。ww



本当は耐張がいしによる両引き留めにする予定だったのでしょうか?


しかし、予定が変更されて引き通しになったから、仮として、中実がいしを使ったのでしょうか?

建柱年は不明ですが、柱上についている腕金類は比較的錆もなく新しそうに見えました。

反対側はこんな感じで!


今時の新設でこれがあるのは珍しい。w

2016年5月21日

979.継ぎ足し!

継ぎ足し仕様のFアームはこれまでにも何度も見かけていますが、折角撮ったんで掲載!



丁度、ほっそい~坂道を下りるときに発見しました。w


トランスをつけて、さらには手前側には単相交流の配電線を分岐をしており、何かと負荷がかかってそうな配電柱ですが



Fアームの高圧用腕金は



継ぎ足し仕様となっていました!




お次も同じく



継ぎ足し仕様でした。



なお、こちらは高圧引き込み線を右へ分岐しています。

978.開閉器をつけながらの分岐はレア!

東電管内では、開閉器装柱で高圧配電線を分岐するといったものを中々見かけません。
また、これに加えて、開閉器を取付ながらの交差分岐も滅多に見ることができません。
さらに、これは高圧配電線2回線に限った話ですが、開閉器2台装柱も禁じているようです。

そういった中で、こちらはちょいとレアもので、開閉器をつけながら高圧配電線を分岐しています。(こちらは神奈川県の真鶴町へ耐塩皿がいし付きの初代Fを撮りに行った際に発見しました。)




こういった場合は、ワイヤーを張って空中分岐を行うことが大半なので、こういった開閉器装柱から直接、高圧配電線を分岐するのは珍しいことです!



また、各耐張がいしの連結部分と先端にあるクランプカバーの赤いテープみたいなものは、高圧であることを示している印かと思います。
(これは特に、神奈川県で多く見かけています。東神奈川の方でも、耐塩皿がいしが現役のもので見かけた記憶がありますが、そちらの方は古い設備でしか確認はとれていません。同じ電力会社であってもやはり、地域別に考えは違うようですね)
よ~く見てみると、取り付けられている耐張がいしの大半は赤釉が省略された新しいものばかりとなっています。←これがそのポイントですね(しかし、赤いテープはない箇所もあるようです。)
後ろの配電柱もそうなっています!

耐張がいしの赤釉が省略されたので、カバーに赤いテープを貼って、高圧と低圧との見分けをつけられるようにしているのかと思いますが、自分は一発で見分けができます。w


本題に戻りつつ!
近距離撮影はこんな感じで!


分岐先は電灯用トランスを取り付けて近くに配電しているようでした。




開閉器付きで分岐の場合はやはり、ジャンパー線支持用の中実がいしが必要のようです。



横写真はこんな感じで。



分岐側は何時もの水平の腕金は使わず、小型サイズのD型腕金を使っています。



977.支持しているものと支持していないもの

こちらは小田原へ初代Fを撮影しに行った際、すぐ近くで発見!
交差点に建つ交差分岐の配電線ですが

それを支える本線側の高圧用腕金のすぐ下には


分岐先の配電線へと接続させるジャンパー線支持用にそれぞれ10号中実がいしがありますが、使われているものと使われてないものもあります。


使われていないのは右の2つ。
今後、ジャンパー線支持用として使うために備え付けられているのだろうかとも考えるが・・・
なら使うはずである。w

2016年5月15日

976.他回線とは接続させない東電似の配電線

この写真は母がツアーで山梨に行った時に撮影
撮影地は山梨県甲州市にある塩山小屋敷です。



写真右端で一旦引き下げて、その後の立ち上がり後も続いているのが東電側の配電線になりますが、その中で、左から斜め右方向へと横切っている東電のような配電線があります。



がいしやGWキャップを見ると、もうそれは確実に東電側の配電線に見えがちですが、しかし実際は違った!
これは東電側の配電線ではないようで、山梨県営小屋敷第一発電所から発電された小規模な送電線のようです。
(負荷とは一切接続されていないので、これは送電線と言えます。送電線と配電線の違いは、負荷と接続されているかの違いです。後は電圧も多少絡むものかと。)

いわば、県営の笛吹山水系の発電所だったわけですね。偶然にも母が撮らえていました。ww



さらに!この東電似の設備については、奥には中実がいしによる高圧配電線引き通し等もあるようです。(これは今後、自分が撮りにいかなきゃならなそう。w)

そして、ストリートビューでこの送電線を追跡した結果、最後は藤木発電所に行きつきました。
なお、その発電所のそばには東電側の66kV送電線があり、そこからはその東電側の送電線を借りて近郊に送電されているようでした。


結論、山梨県営小屋敷第一発電所から藤木発電所(東電側の送電線がある区間)までについては、山梨県営で運営している発送電設備のようです。