この写真は母がツアーで山梨に行った時に撮影
撮影地は山梨県甲州市にある塩山小屋敷です。
写真右端で一旦引き下げて、その後の立ち上がり後も続いているのが東電側の配電線になりますが、その中で、左から斜め右方向へと横切っている東電のような配電線があります。
がいしやGWキャップを見ると、もうそれは確実に東電側の配電線に見えがちですが、しかし実際は違った!
これは東電側の配電線ではないようで、山梨県営小屋敷第一発電所から発電された小規模な送電線のようです。
(負荷とは一切接続されていないので、これは送電線と言えます。送電線と配電線の違いは、負荷と接続されているかの違いです。後は電圧も多少絡むものかと。)
いわば、県営の笛吹山水系の発電所だったわけですね。偶然にも母が撮らえていました。ww
さらに!この東電似の設備については、奥には中実がいしによる高圧配電線引き通し等もあるようです。(これは今後、自分が撮りにいかなきゃならなそう。w)
そして、ストリートビューでこの送電線を追跡した結果、最後は藤木発電所に行きつきました。
なお、その発電所のそばには東電側の66kV送電線があり、そこからはその東電側の送電線を借りて近郊に送電されているようでした。
結論、山梨県営小屋敷第一発電所から藤木発電所(東電側の送電線がある区間)までについては、山梨県営で運営している発送電設備のようです。