2015年9月22日

858.びっしりと横に整列!! その1

まぁ、またこれも東電管内では全く見かけることがない優れものです!
そもそも鉄道横断自体あまりないですが、中電管内にはこうして、普通にあるようです。


一気に配電線を横に整列させ!東海道本線の線路を超えようとしています。

中電管内ではどうやら、大きな川や谷、そして線路の横断等、大がかりな横断となる場合は、引き留めクランプは通常のものとは違うものを使っているようです。
また、あえて、中身の状態をすぐにでも確認できる状態にしているためか、専用のカバーは昔っから作られてはいないようです。


鉄道横断をこれからするため、必要最低限、鉄道の架線を避けることができるよう、びっしりと横配列に並ぶ2回線の高圧配電線!!


それでも、反対側は何事もなく普通に高圧線を分岐しています。w


横配列に並んでいる2回線の引き留めクランプは、通常使っているものとは種類は違うようで、ロングスパン用として専用のものがあるようです。
ちょっと余裕は保てないためか、上部を見上げて状態をよく確認できるようにするためか、専用のカバーはないようです。
引き留めクランプの先端は何かをしつこいぐらい巻き付け?頑丈な作りとなっています。
落ちたら大変ですからね!


一方で反対側の受け側はこんな感じ!


びっしり並んで受け取った後は普通の2回線の配列に戻っていました!



整列部分の拡大写真です。

857.直で分岐!まぁ、よくある!?

こういったものは以前、長野でも確認しています。


でも、こちらはまたそちらで見たものとは異なり、ワイヤーのようなものは使わず!


もう直に高圧用腕金を取り付けて高圧配電線の分岐をしているのがわかります!
引き下げ区間だったので、腕金は2連になり、分岐をするのにも丁度良かったのかと思います。

東電管内では立ち上がり引き下がり区間で高圧配電線を分岐するタイプは見かけません。
この場合はワイヤーを使い空中分岐することが多いです。

中電管内にはどうやら空中分岐やスぺ―サーはないようです。

856.繋げない!


ジャンパー線を撤去し、繋げていないのには理由が!
(確認してみたら、先ほどの前記事854と同じ配電線路でした。)


もう、完全なる死線状態です。


こちらについても、グレーのカバーを少し開放し、被覆を破った箇所で接地を取っているのがわかります。

東電管内ではここまでしている光景は見たことがありません。
やはり、この辺も何かと細かいのが中電管内だと思います!

855.角低圧アーム!!


中電管内にも角型の低圧腕金を発見!


珍しいと思いきや撮影!!


角型はないと思います。

854.Fアームもどき! その1

前記事の配電線と同じ道沿いになります。(先程の配電柱の次のものになります。)


こちら、東電管内でいえば、Fアームに大きく似たタイプになるが、そちらのように専用のものはなく、中電管内は腕金を組み合わせて作った手作り仕様が多いです。


それで開閉器付きになりますが


何だかアースのようなものが確認できます!
黄色いものがそうです。
よく確認してみると、開閉器のスイッチは赤い紐が上に上がっており、切られていることがわかりました。
上部を確認してみると、送電線があることに気が付きましたし、絶縁電線といえども、万が一のことを考え、停止させている配電線路に誘導障害で電気が流れないよう、アースを取り付けているのかと思われます。
配電線は絶縁電線ですから、被覆を破った箇所に接地を取らなくては意味がありません。
そのため、グレーのカバーを少し開放し、その付近で絶縁被膜を破って接地を取っているようです。(残念ながら横からの写真がありません!結構レアな光景であったことに、今頃気が付きました。)

黄色のプロペラは鳥が近づかないようにするためのものになります。
開閉器装柱は鳥の巣が作られる事例が多いことから、取り付けているのかと思います。