2015年8月1日

831.Fアームで遮蔽線を無理矢理支持!!


送電線からの誘導障害防止のための遮蔽線区間なのだが


Fアームで遮蔽線を無理矢理取り付けるとは珍しい!!


鳥居型の天辺にある腕金をちょっと倒し、Fアームの部分にある架空地線支持用の腕金に横掛けで置いてあるのが見えます。



次にあったものは比較的最近更新されたようだが


更新されても遮蔽線を撤去せず残しているのも珍しい。
遮蔽線用に天辺は何時もよりちょっと長めのサイズの腕金を使っています。

830.土台付近の様子がいつもとは違う!!


一見は上部にマストを継ぎ足したごく普通の2:1と3:0の組み合わせによる2回線タイプに見えがちだが



ここで気になったのはトランスの土台周りだ!


耐塩ピンがいしの数が凄いことになってます!
それも何だか、凄い位置に耐塩ピンがいしが取り付けられています。


ここまで


ご丁寧に変圧器への引き下げ線を支持する耐塩ピンがいしを見たのは初めてです。


丸型土台は比較的新しいのだが、耐塩ピンがいしに書かれていた日本ガイシ製のロゴが旧ロゴとなっていた。そこが怪しい。
丸型土台になる前の作りがどうなっていたのかが気になる。
丸型土台に更新した際に耐塩ピンがいしが余ったからこうなったとでもいうのだろうか


建柱年は昭和44年でした。

829.激レア!!神奈川に多い幅狭の初代Fで上部をさらに継ぎ足し!!

最初にこれを見たときは、古いものであるから、HPの年代物パーツのところに掲載しようかと思っていたのだが、やはり、最終的には変わった格好をしているように見えてしまったので、こちらに掲載することにした。




それがこれ!




他の方の電柱ファンサイトでもご覧になられたことがある方もいらっしゃるであろう、激レアタイプになります!!
見つけた時はとても嬉しかったですが、暦の上では既に真夏!!
とても暑くてこの時期は撮影を諦めることが多いのですが、激レアはそうは言ってられない!
見つけたら真っ先に撮影に向かいます。ww
こうして1年分の記事を更新していると、暑くて大変だった記憶がよみがえります。


種類的には神奈川に多い幅が狭い初代Fとなっています。


それもがいし2連です。
たま~にありますね、神奈川県内では、こういったものでがいし2連も


それから、かなり珍しいのが!最上部に腕金を継ぎ足して!!そこに配電線を支持するスペースを作ってしまっていることです!
通常ならばあの位置には架空地線が来ます。
こんなものは初めて見ました。
なお、継ぎ足されている部分はよく見てみると、クランプがいしは2連にはなっていません。(中実がいし時代は2連になっていたかもしれないが)


建柱年はジャスト1970年です!
形がこうなった当初は、中実がいし2連による引き通しだったのかもしれません。
建柱年が中実がいしが登場する前となっているので、建柱当初は全く別の格好をしていたことも考えられると思います。(中実がいしが登場したのは1977年(昭和52年)ですので)
継ぎ足している部分が、錆の色具合から70年代後半頃って感じがします。
あんな継ぎ足しは初めて見るので、元は1回線で後から2回線に急いで増強した感じのようにも見えます。


真横はこんな感じ。


ダブルトランスです!


逆光だが、反対側はこんな感じ!


継ぎ足し部分がホント不思議な感じです。
継ぎ足し部分のアームタイはアングルが使われているので1970年代物であるということは確実です!!



さらに斜めからはこんな感じ!
レアなものは激写します!!


2015年7月19日

828.ここまで狭いのに直付けならず!?

同市内にて、信号待ち時、左側にある配電柱だが


一見、変圧器への引き下げ線を高圧用腕金に直付けしているかのように見えたのだが


実際は違かった。
あれだけ狭い空間なのに、なんと!高圧用腕金に変圧器への引き下げ線支持の耐塩ピンがいしは直付けされていません!

827.鳥居型を少し変形!

伊勢原市内も結構古いものが残っているもので、引き通しの高圧用腕金を右に向けるものや、古いものでレアなタイプもこうして確認することができた。

古い鳥居型なのだが、ここは少し変形されている。


まず、高圧用腕金を中央に固定し開閉器を取り付けたもので、鳥居型を少し変形させたものが確認できるのは珍しい。

ここでこうしている意味は、落雷による遮蔽範囲を広げる目的よりも


この写真の後ろ側にはがいしの配列3:0のものがあり、架空地線も結構張っているから、普通の鳥居型では支持しきれず、周囲に合わせている感じなのかもしれない。


反対側はこんな感じで