山岳部は雪が多いから、水平配列の烏帽子型鉄塔を基本としているようであり、佐久間東幹線は、1号線側で数えると、161号の次にある162号鉄塔で、2号線側と併架するようである。
まず見えてきたのは、佐久間東幹線で、1号線を支持していると思われる161号鉄塔の架空地線のダンパだった。
支持物の形は烏帽子型鉄塔となっており、近距離で望めた。
建設年だが、安曇幹線よりも早く、電源開発社の方では、昭和30年(1955年)には既に、烏帽子型鉄塔を普及させていたようである。
見晴らしがよく、東京方面の送電塔も166号鉄塔まで望めた。
162号鉄塔で、2号線と併架される。
そのため右側のがいしは、右へ向けて
角度を振っている。
なお、この下では東電の榑坪線が矩形鉄塔2基に振り分けられながら、通過しているようである。
166号鉄塔は、山の頂上付近
ああいうところは雷の被害も多そうだ。
これは若番方面
続いてこちらは同2号側だが、振り分け番号については、甲、乙のようにはなってはおらず、少し若返って、131号となっていた。
なお、頭文字にある2の文字は、2号線の意味合いと思われ、2-131号鉄塔となっている。
※国土地理院でも普通の道として記載があり、この下にも車が通れる道があるが、ジムニーのような車種でないと、通行は厳しそう。 もし行かれる場合は、猿もいるので注意 |
最後に佐久間東幹線(1号線)161号の懸垂がいし連の拡大!
日本ガイシさんのロゴより、当時物のように思える。