近代の送電線もまた、美化を考慮しているのか、目立ちにくい茶塗装の懸垂がいしを使用する場合もある。
以前はこの辺だと、電源開発社管理の只見幹線ぐらいだったが(←東電設備との判別をできるようにしたのだろうか?)、東電の設備でも茶色となった懸垂がいしを採用するようである。
50万ボルトの開閉所なる、大規模な新秩父開閉所に繋がっているものだから、ここは大きく6導体!
がいしの大きさは、320mmかな?
ちなみに日本初の500kVである房総線は、280mmだったらしい。
東電グラフ 1978・7月号・第295号 昭和53年7月1日発行に書いてある。
送電線路図は、関東の電気事業と東京電力 電気事業の創始から東京電力50年への軌跡 資料編 東京電力株式会社 2002年3月31日発行の412ページで見られる。(電気の史料館は閉館中)
Amazonで4万6千円で売られているな。w