2021年5月29日、この日は珍しく車でお出かけ
2日がけて田代幹線の撮影がメインだった。(下部温泉の旅館で宿泊)
うち初日については、箱根ターンパイク料金所付近の構内用廃電線を見に行くことにした。
(情報提供頂き、ありがとうございます。)
それがこれである!(本当はまとめ形式としてホームぺージの方に出そうかと思ったんだが、このブログの方がホームぺージよりも容量制限なしで、大きく利用できるため、おまけとして先行的にアップ。どうぞ、画像大きめのダイジェスト版をお楽しみください。w)
構内用だと思うがずっと壊れた状態で放置されているものが箱根ターンパイクの料金所付近にある。
とりあえず半永久的とも言われている鉄筋コンクリ―ト柱は、手前の引き留め柱だけのようだが、高圧耐張がいしについては高圧用腕金から外れてしまっており、またそれが電線が繋がった状態(変圧器への高圧引き下げ線によってぶら下がり状態)で風に揺られて鉄筋コンクリート柱にぶつかったのか、破損も見られた。
開閉器に関しても一部では自然崩壊している箇所もあって、かなり朽ち果てている。
ジャンパー線支持については耐塩高圧ピンがいしが確認できるが、他には耐塩皿がいしもある。
ここの引き通しは耐塩皿がいしだったようだが、腕金はかなり上方へ傾いている。
木柱については、ほぼ傾斜している。
開閉器が分解崩壊しているのはこれだ。
ここまでの惨状は初めてだ。
こちらは、元ジャンパ―線支持に耐塩皿がいしを使用した振り分け引き留め柱だったようだが、木柱に関しては複数方向より支線で支えられているためか、それほど傾斜はしていない。
ここは標高が高いところで霧も発生しやすい(常に水分に浸されている)ためか、老朽化が激しいのかと考えられた。
手前の鉄筋コンクリート柱で確認できた引き留め柱の変圧器もスタッド型ブッシングであるから、相当古い。
当時物であろう。
これより電源方面よりある引き通しに関しては、耐塩高圧ピンがいしがメインだったようだ。
鉄筋コンクリート柱が確認できたのは、わずか1本のみといったところか
後はほぼ木柱だった。
なお、この辺の高圧配電線については、全て取り払われていた。
そして、この廃線の起点と思われる付近には
廃止された終端箱も!
高圧耐張がいしにカバーがないのがまた時代を感じる。
なお、引き留めクランプより使用していた絶縁電線については、銅線であるのがわかる。
↑ちなみに東電側の高圧配電線からの引き込み口はここであろう。
(写真右側の黄色で囲った方向、そこから地中線となり、先ほどの終端箱へ向かう?)
しかし今は廃止となっているので、その名残があるのみ。
現状については、どうやら地中線路としたようで、引き留めの1本前にある左側に引き込み開閉器を取り付けたものがある。
↑そういえばだが、道中、責任分界点と思わしきものを発見した。
地中から引き上げてまた引き下がるというものだ。
これはレアものだから、後で追加でアップしよう。
ちなみに廃線についてはもう1系統あったようだ。
少し手前に戻ると↑終端箱を残した廃電柱の後ろにもう1本何もない木柱があるのが見て取れる。
それはまた左側へ続く別系統のようで↓
その先でも複数廃線を確認した。
こちらは耐塩高圧ピンがいし2連による引き通しだったようだが、切れた電線は残されたままだ。
ここも中途半端な感じ。
行き先は山の上のようだが、その先には廃電柱は確認できなかった。
そして再び箱根ターンパイクへ戻る。
そう、廃線についてはもう1つ!↑湯河原パークウェイ沿いにもある。
恐らくこれは、さっきの分解崩壊している区分開閉器から引き上げたさらにまた別系統のものであろう。
(※湯河原パークウェイについては、2021年7月から当面の間、災害のため通行止めになっている。またそこの撮影については、有料道路となるため、全て車中より行う。運転手必要w。またはサンバイザーの裏にiPhoneを固定して動画撮影、なんていう方法もいいと思われる。)
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