2021年2月28日

2073.離隔腕金の背後に現役の高圧引き込み用の終端箱(新旧混ざる。)

これはこれで、新旧入り混じった珍しい光景を発見!


高圧配電線の支持については、今流行りを離隔腕金を使用しているが、裏の建物は相当古く、またその高圧引き込み用で使われるケーブルヘッドもずっと当時物で残りつけたようで、古い終端箱が残ったままだった。
離隔腕金の登場は2003年頃であるのを確認しているから、終端箱との歳の差は大体30年ぐらいかと思われた。w


反対側はこんな感じ。
以前は賑やかな商店がであったことがうかがえたが、今はシャッター通りとなっているようだ。



開閉器の引き紐は入の意を記した赤い方が下がっているから、終端箱は現役であるのがわかる。

終端箱については、外側にケースのない鋳鉄むき出し仕様となっていた。
なお、こちらの製造年については、ブッシングより1974年(昭和49年)製であるのが見て取れた。

ちなみにここではもう1つ!

随分前に使用を終えたと思われる使われていない外側にケースのある終端箱も確認できた。

新しい柱に残っていたことから、処分に手間がかかるようにも思えた。

よくこの手のものは使用を終えた後でも、柱上にずっと残っているものを見かける。