2020年8月29日

1811.ショートサイズで、やり出し両引き


 ここでは

本線の高圧配電線の引き下げ地点の次にて!





昔よく使われていた

長さ1500mmのショートサイズの高圧用腕金を使ったものを発見!

しかもこちらは、全ての高圧配電線を片側へ寄せたやり出しだった。


また、高圧配電線は引き通しではなく、両引き留めである。

元々は三相交流3線式で両引き留めとなっていたようだが
最近になり、奥の方の設備が更新されたので、次の区間からは単相交流2線式高圧配電線に切り替わっていた。
なお、柱上変圧器も取り換えたようで、トンボ腕金不使用の直付けとなっている。


この感じだと、昔は高圧ピンがいし2連による引き通しであったとも考えられそうだったが、高圧耐張がいしのカバーが古いから、その可能性は低いと思われた。


年式については、やはり1969年だった。

ショートサイズの高圧用腕金は、正にその年代物であろう。

反対側はこんな感じ


明らかに腕金が短い。

カーブ箇所かつ、この手前に本線の引き下げがあるので、残ったと言えそうか