2017年4月23日

1113.現役のLVR(ポールレグ)!!!

この日は東京の奥多摩へお出かけ!

その際、事前に発見していた現役のポールレグ(低圧用電圧調整器)があったんで、途中立ち寄って撮影!




バス停の最寄りはこちら(今回の撮影は車でやってきたので、車を安全な場所に停めて、そこから徒歩で撮影に向かいました。なお、道幅の広い道に停めてそこから国道411号線(青梅街道)沿いの狭いトンネルを歩くことになるので、十分注意が必要です。もし車で撮影に行かれる場合は自己責任でお願いします。なお、撮影を行う場合も注意が必要であり、私は両車線とも車がいない隙を狙って急いで撮影しました。付近の階段からも撮れそうです。)


低圧配電線が長くなると電圧降下が発生するため、低圧電路の途中にそれがあるように見受けられますが、最近は山岳部で低圧を張る場合は、いつもよりちょっと高めの電圧の400Vで配電するものがあるようなので、ポールレグの現役は今ではほとんど見られません!(なお、400V配電の場合は、需要家付近にトランスを取り付けて、そこでいつもの電圧に変換して配電しているようです。)


因みに、トランスに記載のある「LVR」の頭文字の意味については、恐らく、Low tension(低圧) Voltage(電圧) Regulator(調整器)の略かと思われます!!
なお、中にはポールレグとの記載がある調整器もあるようですが、LVRと書かれたものもあるようです。(ポールレグも意味合いは一緒。Pole Regulator、いわば柱上の調節器(調整器)という意味合いであろう。)


ここで見られたのは三菱製で、容量は住宅1軒分にふさわしい10kVAでした。


なお、この配電柱の建柱年は1983年(昭和58年)のようでした。
80年代ならまだ400V配電はない頃かなぁ