2011年12月4日

623.中実碍子のお化け


てっ、てて、手前側に中実碍子でそのまま高圧線を支持しているお化けが!!ww

「ギャー出たー!」



いや、違うのです。
これは電柱を交換中の為にこうなったのかと思われます。



古い電柱の方には仮の中実碍子が取り付けられており、それよって高圧配電線の引き通しがされています。


その中実碍子の天辺ですが、特に放電クランプなどは取り付けられておらず、ごく普通の中実碍子のようです。そのままバインドによって電線が固定されているのが見られます。



このタイプも少し前にはあったようですが(1970年代後半頃?)現在ではほとんどが!いや、ほぼ全て!クランプ碍子の電柱ばかりなので、これは珍しい光景です。
それも高圧用腕金は抱腕金での発見となりました。

それにしてもこう立っているところを眺めても、真ん中の電柱はどう眺めてもお化けにしか見えないなぁ~w
一番右端の電柱はもう既に移設が終わったようで古い電柱の方だけが黄色いカバーがかけられて残されています。

開閉器から出ている高圧線も途中で切れています。
後少しで全てが撤去されると思います。

(2018/8/11再編集:無断転載多発のため、画像を著作者記名のものに差し替え)
<ところで、中実碍子で高圧線を支持している電柱は以前にも発見済みです!>
544.高圧線支持の碍子が中実碍子の電柱!!これは驚きなタイプでした!