2022年6月4日

2930.Fアームでダブル変圧器逆配置!

 








ここは唯それだけ~












2929.やり出し装柱の背後に、木々から配電線を守ったもの。

 


先ほどの遮蔽線の先では、配電柱の背後に3本の支線を張って、正しく木々から配電線を守ったようなものを発見!



ここでは山林側に大型サイズのDアームを取り付けて、木々から配電線を守っているのが見て取れた。




なお、高圧配電線引き通しのやり出しの単一の高圧用腕金については、短めものが使われていた。

ここでは、架空地線もやり出しとなっているが、その短い高圧用腕金とのセットで確認できたのは、恐らく今回が初かと。


2928.榑坪線線下の4条の遮蔽線

 


榑坪線はまた大正9年の相当古い送電塔でその高さも低いから、配電線の方もまた遮蔽線を張るか、通常より低い位置を通す必要性が出てくる。



今回は珍しく、木々に囲まれた山道で、そんなタイプを発見!

最初は、木々から配電線を守るためのものなのかなぁと思ったが(埼玉の飯能方面にその手のものあり)、ここは上部には送電線が通過していたから、そうではなさそうだ。

片方は近代まで普及の架空地線キャップを取り付けたもので発見

左側の石垣もまた大正9年の榑坪線竣工時に造ったものだろうか





もう片方は、古い鳥居型を付けたもので発見となった。




上部を通る榑坪線は



付近で見えたもので39号鉄塔だった。

2927.ほとんど見かけない短い高圧用腕金を使用した、やり出し装柱


長さ1500mmの短い高圧用腕金を使用したもので



クランプがいしを3:0に配置したやり出し装柱については、ほとんど見かけることがない。

短い腕金でやり出しにしても、大して離隔確保ができないことが考えられそうだ。

しかし昔は、高圧用腕金の長さは、短い1500mmが基本であったから、昔は普通にあった。

どちらかといえばこれは、今回の撮影地である山梨県と、他に千葉を含めると、クランプがいしの配置は、2:1での発見例が多い。



このアングルから見ると、手前は現在の基本の長さ1800mm


奥は昔流行っていた(山梨と千葉では、つい最近まで新設あり。)






長さ1500mmの短い高圧用腕金を使用したもので、やり出し装柱

2926.廃止された木柱の低圧引き込み柱で、見慣れない低圧がいし

 





右側の青色の低圧曲がりねじ込みがいしはわかるが、柱にある白色のものは、今回初めて見たかもしれない。

天切りがなぁ。今まで見たことがない仕様だ。