2019年4月6日

1388.Dアームで上分岐!!

川中線などのレアな送電塔の撮影メインで出かけた4月6日

川中線の最寄り駅であるJR吾妻線の岩島駅から電車に乗った後は、帰り際に、高崎駅周辺でも撮影したいものがあったので、急きょ高崎へ、初の寄り道!!
(高崎駅はJR吾妻線やJR上越線方面へ撮影したいものがある時に今まで通ってきたが、寄り道できる時間まではなかった。ここではその方面へ向かう電車を待つのに、相当な時間がかかった時もあったが、なんともその時間が微妙で、この駅周辺の撮影はいつまでも見合わせていたのであった。)



こちらはその寄り道時に撮影した、かなり珍しい1本になる!w

場所は、昔っからスナックなどが立ち並んでそうなエリアです。

なんと!ここは!


Dアームで高圧引き込み線を上部に向けて分岐しているではないか!


しかも!

ジャンパー線支持も旧式の高圧ピンがいしである!


まぁー今じゃ~こうした無理なことはせず、おとなしくここは、CVTケーブルを使って分岐をするかと思います。

まぁここは、ケーブルヘッドを取り付けるスペースがなかったので、やむなくそうしたように見られます。



おまけ

これはその奥にあった






ジャンパー線の支持に6号中実がいしを使った



いや、使っていたアーケード上の配電柱である。

珍しく2つず並んでいた!


なお、こちらの6号中実がいしは赤帯なしです。

郊外はなしのところが多い!

1387.両引き留めで交差させながら、下段は中央のみ引き留め!(川中線のレアな送電塔の写真のおまけ付き!)

この日は群馬県の吾妻郡東吾妻町にある、変わった形をした川中線という送電塔の撮影をメインに出かけたのだが、これから掲載する1本は、そこからJR吾妻線の岩島駅へ戻る際に発見した1本だ。


同様のものを過去に東京の杉並区の方で発見したような記憶があったが・・・



それとは少し違うような気がするのでアップ!



ここでは、上部が両引き留めで、その下段は両側が引き通しで中央のみ引き留めとなっていた。
これも中々見かけない構成である。





まず、こうした配電線の交差箇所では、中央のみ引き留めといったことはしないことが多い。



まぁ、こうすることで、多少、高圧がいしの節約はできそうですけどw

しかし、コスト削減重視の近代では、こういったタイプの新設は何故か見かけません!w




それにしても!

こうした急カーブ箇所での発見は初かな


おまけ


この日メインで巡った、変わった形状をした川中線の送電塔の紹介です!

こちらは川中線1号
なお、送電電圧は1万1千ボルトの模様!
こちらは他ではあまり見かけぬ1万ボルト系統であるから
レアな特殊形状をした送電塔になったとでもいうのだろうか?

とはいえ、この鉄塔も戦前の古い鉄塔なので、撮影はお早めに!
まぁしかし、戦前の鉄塔は色々と面白い形が発見できるので面白い!^^
それに比べ今の鉄塔は、幅を狭めたスリム鉄塔ばかりでつまらん!w
(送電塔も今後は、「草食系」の時代に入ろうとしているのだろうか?wまぁ今は、都会では高いマンションばかり増えゆく時代だから、致し方ないのであろう。)
東京都葛飾区にある奥戸線も、最近では矩形鉄塔から普通のスリム鉄塔に変わってしまった。
あれではなんの面白味もない。T_T
川中線みたいな形にした方が面白いはずである!w
まぁ、コストがかかるか・・・



こちらはそこら辺にある他の旧鉄塔とは、「一際」違い!!




2条の架空地線支持用に!冠の形をした腕金があるのが特徴です!!
「王かん」といった方がいいかな・・・

この腕金は通常の送電線の支持用で使っているものとは、なんら変形はされていないものかと思われる。旧鉄塔でよく見かける腕金にそっくりである。

なぜこうした形になったか?

うーん、群馬の北部で雷が多いから?かなぁ~
このような形は初めて見ました!



なお、この送電塔の建設年は昭和14年(1939年)6月の模様です!

この形は、他には全くないレアな形ですので!

撮影は、お・は・や・めに!w

2019年3月24日

1386.トランスあるが、肝心な引き下げ線なし!

こちらの発見は、山梨県中央市の東花輪地区(JR身延線の東花輪駅前!)



土台不要の近代的な柱上トランスが取り付けられたものとなっているが!


珍しくその柱上トランスは休止中のようで、変圧器への引き下げ線がない

追加

この写真は、2020年6月20日撮影
その約1年後、再び東花輪駅へ来てみたところ

まだ引き下げ線は、繋がっていない状態で残っていたのだった。w


おまけ

東花輪駅はJR身延線の駅舎としては、開業当時から木造の建造物なのだそうだ。
(ほんとか?Wiki情報は怪しいからなー昭和20年代という感じがするがのう)







反対側からの様子


帰りはここから電車に乗り、甲府で中央線に乗り換えて、東京へ帰って行った。

1385.「きゅうくつ」そうなタイプ

こうした配電線の交差点については、普通は上部に引き通しが来て、分岐先であるその下を両引き留めや引き留め、もしくは両方とも引き通しにするかだと思うが、ここは違った!



周囲を見たところ、どうやらここは、上部が電源側で、その下段の引き通し側が両側ともに引き留め(終点)となった負荷側のようであった。

ここは上部が両引き留めでその下段が引き通しとなっていた。

それにしも、上部の両引き留め側の耐張がいしのカバーのすぐそばにある黄色のテープはなんだろうか?
はて?

その中で、ここではその引き通し側が結構きゅうくつそうな感じに見えたのでアップ


1384.架空地線の分岐箇所なのに、鳥居型を採用しない旧式

ここで気になったのは奥の配電柱だ!



高圧クランプがいしと高圧用腕金を2つずつ取り付けた抱腕金となっているが!

その上部を通る架空地線支持の腕金は、珍しく鳥居型にはなっていない唯の1本腕金だ!


普通なら、こうした分岐箇所については、鳥居型が採用されるだろうが、ここは珍しく、鳥居型が採用されていない!