2018年4月8日

1288:4月7日~8日は一気に遠出!地方遠征の一泊二日で石川県の金沢へ!北陸電力の配電線を観光がてら巡る。w

4月7日~8日は一泊二日で石川県の金沢へ北陸新幹線で行き、適当にまた北陸電力の配電柱を撮ってきたがw
(なお、北陸電力の配電線を見たのは、今回が初w)


天候があまりよくなく、撮影する気が失せる結末w
やはり撮影は晴れなきゃなw
(まぁでも、とりあえずここに写っているものは皆、形が違いますねw一番奥には何気にスペーサーを使ったものもいます。ww)

↑ここでは離隔の長い腕金を使ったものが寄り添う。
こちらでは東電のように専用の離隔腕金を使うというよりも、長めの高圧用腕金をそのまま使うのが主流のようだ。



とりあえず今回撮ってきたものの大半は、HPの方でまとめるとするかw
(それにしても瓦の屋根が多いこと!)

ここでは少しだけアップすることにしよう。

↑北陸電力の配電柱の基本形はこれだな



でもこちら、撮影時は気が付かなかったが、何気に中央のみ両引き留めとなっている。

引き通しとジャンパー線支持の高圧がいしには、10号中実がいしを使用

中央のみ引き留めは、ここでも珍しい感じかな?


次!
↓ここではCアームとFアームが合体しており、完全なるCアームとはいえそうにはないがw


逆三角配列のCアームもここでは珍しいのかのう?




そして!その後、ずっと曇っていた空に・・・
一時期的に奇跡が!?!?!?wwwww





!?




何故かこの川横断の配電線を支える配電柱の撮影のみ、突然晴れたのであった。~www草
確かにこれは最大に珍しいタイプですわねw
川の横断なのにH柱にはなっていないし、高圧用腕金には頑丈そうなアングルを使ってます!
そして、引き留めがいしには、通常は送電線で使われる懸垂がいしを使ってます。
なお、これについてはどこも一緒ですね。東電の設備でも確認しています。


いやでも、向かいのこれ↑はね~更新前の錆び錆びの古い状態のもの(ストリートビューで事前調査済みw)が撮りたかったんだよね!w

行ったときには腕金が更新されてました。w



(↑で、その後は再びまた曇りwwあれ?)


で・・・



おっ、これは柱上開閉器の常時開放(オフ)を示すプレートじゃな

とりあえず、ここでの北陸電力の配電柱の紹介は、これにておしまい



おまけ





帰りに乗ったはくたか



帰りは遅くてもよい。
(なぜならば、のんびりと、北陸電力→東北電力→中部電力の順でゆっくりと地方ごとの配電設備を見ていきたいからなw)

2018年3月31日

臨時投稿:蔵前変電所にて

3月31日、この日はあいにくの土曜出勤



この日に撮った写真は記事にするまでもないと思ったが、折角撮ったので掲載


都心で土曜の臨時勤務を終えて、ちょいと隅田川沿いにある蔵前変電所に寄ってみたくなったのだった。w

蔵前変電所全景
気になったふっるそうな~変電設備の写真はこちら
錆々のブッシングとやらが変電所構内に置いてあるのが見える。
↑なぜならば、ここにはふっるそうな~気になる変電設備が置いてあるからだ。w


それからここには!



数はにわかですが



練習用の配電柱も少しだけあります。

この辺の周囲はもう、無電柱化ゾーンばかりなのですがねw



それから、川沿いを歩いていたらこんな表示を見つけた。
メートルが米表記でなんだか古そうな表示だ。


どうやら6万ボルトの地中線路が川の下?を通過している模様
なお、電線路名は不明
(地中線路は全く興味なしwやっぱり送配電設備は上に上がってないとな~地下は暗くて醜いだろうし・・・)

2018年3月24日

1287.H柱で開閉器付き


こちらはH柱で開閉器付きです!
(H柱とは、2本の配電柱を同時に建てたものを示す。木製電柱時代の大昔からある。これについては、川の横断や山の谷の横断区間を支える配電柱で、強度不足を考慮した箇所で採用されることが多い。なお、川幅が大きい場合は配電鉄塔が採用されることもある。)

あまり見ないので撮影しときました。w



おまけ


周囲はTDLにでも行ってきたかのごとく、ごつごつとした岩が凄いです!w
(それにしても山道はD型腕金装柱が多い。)



あんな崖の上に松の木があります。
(なんだかこういう光景を見ると、1980年代の映画「ベストキッド」に出てきた盆栽を思い出すなぁ~)






↑なんだかじいちゃんが大事にしていた盆栽を思い出すな~

1286.上段やり出し、下段中央固定


こちらは2回線ある中、各高圧用腕金の取り付け位置が珍しいです!



見てみると上段はやり出し配列で下段は中央配列となっています。


周囲を見ると手前には外灯があるので、どうやらそのために下段は中央配列にした可能性が高いです。

下段のジャンパー線支持のクランプがいしは、中央寄りのクランプがいしのみ、何気に限流ホーンあり。

東電の2回線の配電線は2回線とも高圧配電線の配列を揃えることが多いので、こうしたタイプは珍しいです。


1285.子局にACの文字!?交流電圧印加方式で自動開閉器を操作する旧式ものか!?

この日は歴史的送電鉄塔を撮りに群馬県安中市へ!
JR信越本線の横川駅からひたすら歩き、大正9年建設の歴史的送電鉄塔!!軽磯線を巡った!

これから紹介する写真はその道中に撮影したものである。w




それにしても山岳地帯の配電線は、昭和の終わり頃から平成のはじめ頃に施設されたものが多いようだ。
そんな中、ここではこんな旧式が眠っていた!(眠っていない。稼働中か)↓



↑既に開閉器の取り付け位置からしてちょっと違う。怪しいw



向きが逆である!
通常は指針がある方が配電柱側を向いている。
(もしくはその指針のある辺りに、それぞれ入り、切りの札を取り付けた引き紐も取り付けるが、ここにはそれも何故かない。)



その中でここで気になったのは子局であるが、それが現代では見かけぬACと大きく印字されたものが見つかったのだった!
(そういや最近の子局は、旧来のカップラーメン仕様の丸型から箱型に次々と変わってますね!)
このような型の子局は初見である!


それでえっと、建柱年は1990年!?
とりあえず、年式は平成初期頃なんだな
なお、柱上の開閉器については、黄色い札通り、特に常時開放ではなく、ところどころで区切りを入れたセクションになっているらしい。


なお、子局については・・・





他に黄色い文字でOCTと大きく書かれたものも左側に見つかったが、まずはACの方から見ていく。

ACと書かれたこの手の子局は初見。もしや激レア製品!?w


ACの方は下から見てみると


型番がまず時限式事故捜査器 (AC形)と書かれており、定格電源電圧と定格出力電圧にはそれぞれAC 100Vと書かれていた。
(それにしても、時限式事故捜査器ももう今では古いよな。確か事故区間の配電線を見つけながら健全区間の配電線まで再送し、最終的には事故区間は切り離すといった装置だったよな)



もしやこれは!?旧式の交流印可電圧方式で自動開閉器の開閉操作を行うものか!?
(それが今時では珍しい!w)



続いて、もう1つの見慣れぬOCTの方だが



こちらの方は普通に制御器のようであった。

それにしてもなぜ?2台もの子局が!?
(あまり開閉器装柱に関する知識は詳しくない。w)


おまけ


この日メインで撮影しに行った、歴史的送電鉄塔!大正9年(1920年!!)建設の軽磯線です!!

こちらも何かと歴史がありそうです。
(そういや群馬と長野にも一部、東電の古くからの66kV系統の送電線があんだよな
。)


それもここでは、軽磯線なる架空送電線が!普通に上信越自動車道の下を通過してます!!
これは極めて珍しい例です!!!

まぁ、高速の橋桁がかなり上の方に配置されたので、歴史的大正9年物の送電鉄塔は建て替えずにそのまま橋を通すことにしたのでしょう。




軽磯線の建設年番号札です。
建設年は大正9年(1920年)を示しています!!
かなり古い戦前の送電鉄塔です!